The WinkS / Privacy [NEW CD-R]
完売いたしました。ありがとうございました。
(本商品の通販の予定はございません。1/28の正午より店頭にて販売を開始いたします。何卒ご了承お願いいたします)
The WinkS / PRIVACY [NEW CD-R/JPN] 780円
「ザ・ウインクスは’83年にS県現F市の高校生4人によって結成されたMODバンドです。’84年1月に都内のライブハウスに出演し始めました。
そこで出会った甲本ヒロトさんが、オーガナイザー黒田マナブさんに紹介してくれ、JAMスタで毎月行われていたMARCH OF THE MODS等に出演できるようになったのです。
しかしベーシストが脱退したため、やむなくトリオ編成で活動を続けました。その、トリオ編成での音源が今回CDR化する「プライバシー」です。
録音は’85年、リリースは’86年でした。翌年バンドは空中分解。僕とドラマーは、ブライトン・ブルー・ビーツのベース及川ヒロユキ、リード・ギターに僕の弟ツグオミを迎え、5月、フォークロック・コンボ、ザ・メイベルズを結成します。
ウインクスがなければ、メイベルズはなかったでしょう。ウインクスは郊外に住むハイティーンが、ローティーンの日々のやるせなさを代弁する、そんなバンドでした。」
ex.The WinkS/THE MAYBELS/Kissin’ Mostly 吉田一麿(THIS BIG)
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幻の東京MODSバンド・The WinkSが1986年に発表した唯一レコード『Privacy』。近年オークションなどでも法外な値段で取引されているこの自主制作盤が去年のクリスマスにひっそりとCD-R再発されていたことをご存知でしょうか。
手がけたのはこのブログでもなんどかご紹介している日本のパンクと自主盤を追いかける狂ったサイト「NOUNASHI COLLECT TO THE DEATH!」のajapa君。
ちゃんとメンバーの吉田一磨氏とコンタクトを取り、リマスタリングも施された”正規再発盤”でした。
もともと完全受注生産でプレスしたこのCD-R、ごく少数キャンセル分が発生。まあ、よくある話です。その、キャンセル分の数枚をこの度、当店にて限定販売する事になりました。
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はー、ちょっと説明長かったでしょうか笑
はい、という事で甲本ヒロト氏も愛したというこの幻の名盤の奇跡のリイシュー、ごくごく少数ですが当店にて販売いたします!
出てたのしらなかったよ!という方、ぜひこの機会をお見逃しなく。おそらくラストチャンスです。
こだわりまくりの紙ジャケ仕様。しかも帯付き!
CD-Rのチープさなんて全くない、アナログレコード愛に満ちた盤面デザイン!
歌詞カードも再現。
当時のフライヤーの復刻版2種とバッヂのオマケ付き。なんという愛のこもったリイシューなんだろう。。。
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リマスターによってオリジナルのアナログ盤よりもいい音になってるよ、とメンバーの一麿さんも仰っていたとおり、音質も最高。
というか、オリジナルのアナログ盤なんて聴くことも見ることもできない幻盤なので、こうして聴けるだけでも嬉しいんですが!
誰も知らない/僕はコレクター/きみだけに聞かせてあげたい/僕のコレクション/
つまらない事ばかり/僕は何も知りたくない/壊れたプレーヤーから/いつも何かを聞いているだけ
…こんな素晴らしい/信頼できる歌詞の「レコード・コレクター」はもちろん名曲だけど、
僕が一番好きなのはラストの「君とオーティス」。
一麿さんが後に結成する最高のジャパニーズ・フォークロック・バンド、THE MAYBELSへの予感のする曲。
フォークトリオだったころのRCサクセションが持っていたある側面を受け継いでいる数少ない例、と言い切ってみたくなります。
そんな知られざる名曲が市井のレコードコレクターの手によってこうして日の目を見たことに大きく感動してしまいます。ajapa君、GJ!
君とオーティス
[audio:http://coconutsdisk.com/kichijoji/wp-content/uploads/2014/01/0127kimitootis.mp3|titles=君とオーティス]