なんとなんと!まさかまさか!前野健太の名盤1st~3rdが!アナログ盤で!でる!ぞ!クーッ。嬉しい。みんなアナログ作ってる2012年まじで最高。
12月中旬入荷予定。1月中旬に延期になりました。(ジャケ画像クリックでご予約受けつけております)
前野健太 / ロマンスカー [NEW LP/JPN] 2310円
ファーストアルバム。
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前野健太 / さみしいだけ [NEW LP/JPN] 2310円
セカンドアルバム。
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前野健太 / ファックミー [NEW LP/JPN] 2310円
サードアルバム。
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以上、3枚ともほんと全部大好きです。一生モノ。アナログ盤の朽ちてゆく感じでこれから死ぬまで聴けるかと思うと本当に嬉しい。
それからこの3枚のアルバム、どれも真冬に聴くのが最高なので12月発売、というタイミングは良いですねえ!
あとさらに言ってしまうと。前野さんの音楽はやっぱ吉祥寺っぽいですよね。映画「ライブテープ 」の印象が強いのかもしれないんだけど。
なので、冬に・吉祥寺で・アナログ盤を・手に入れる、というのが最高に「気分」なんじゃないかと思ったりします。
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※「ロマンスカー」「さみしいだけ」「ファック・ミー」3枚同時購入で未発表音源3曲を収録した特典CD-rが付きます。
以下、前野さん本人による収録曲解説。
前野健太初期三部作特典CDミニ解説
初期三部作の一曲目はすべて一番だけが収録されていて、アルバムのイントロダクション的な役割として機能している。 実はそれらの曲には二番や三番まであって、その起源となった音源がこの三つである。曲もまた、旅をしているようだ。
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1、100年後(さむつらすライブバージョン)
1stアルバム『ロマンスカー』一曲目に入っている「100年後」のオリジナル、というか原型がこの「さむつらす」でのアレンジである。実際に行われたアルバムのレコーディングセッションでもこのアレンジで録音が行われたが、どうもしっくりこなかったので、ひとりでスタジオに行き多重録音した一番だけのアレンジがアルバムの一曲目に入ることになった。「さむつらす」は2004年から2006年まで組んでいたバンドで、もともとこの曲はこのバンドでのライブのために作られた。Bメロはギターの利光雅之が考案したメロディー。そこに歌詞を載せた。歌詞は歌うごとに変わって行き現在の形となった。このライブ音源は2006年4月23日高円寺無力無善寺で行われた、俺はこんなもんじゃない主催の「OKAMOTARO」というイベントでのもの。さむつらすのメンバーはギター利光雅之、ベース小林太一、ドラムス須賀原由貴。録音機材はMDウォークマンか、お店のCDレコーダーのどちらかだろう。偶然だが、俺はこんなもんじゃないのリーダーである狩生氏は、のちに『ロマンスカー』の録音ミックスのエンジニアをしてくれた重要人物でもある。
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2、ロマンチック(初期宅録音源CDR『love2002-2003』より)
2ndアルバム『さみしいだけ』一曲目に収録されている「ロマンチック」は、作詞作曲年は古く、おそらく2003年頃と思われる。この初期宅録音源はその頃の時期に風呂なしアパート内にて、BOSSのメモリーカード式MTR、BR-532で制作された音源である。この楽曲が収められているCDR作品『love2002-2003』はライブ会場で手売りのみで販売された。150枚くらい人の手に渡って生産終了となった。販売期間は2003年の一時期だけだったように思う。 アルバム『さみしいだけ』を制作している時になんとなく初期三部作の構想があったので、ここでもイントロダクション的に一曲目には一番だけでしっくりくる曲が選ばれた。周りの曲とのバランスも考えて、この「ロマンチック」が掘り起こされ、弾き語りで歌われることになる。余談だが、この一曲のためだけにクラシックギターを中古で購入した。このアルバムが人生の分かれ道になると勝手に思っていた。奇しくも、このアルバム『さみしいだけ』も1台のMTRのみで制作された。バージョンもトラック数も違うが、同じBOSSのMTR。こちらはハードディスク仕様でBR-1600CDという機種で、展示品でちょっと安かったのでこれにした。
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3、旅(アルバムに収録されなかった別バージョン)
3rdアルバム『ファックミー』一曲目に収録されている「旅」もやはりイントロダクション的に一番だけの収録となった。ここで初期三部作は完結と思った。「旅」は初めてギターをオープンチューニングにして作った曲で、ほんとうは三番まである。このフィンガーピッキング奏法でのアップテンポのバージョンがもともとのオリジナルである。ただアルバムに入れると他の曲とのバランスがちぐはぐになるのと、やはり一曲目にふさわしいイントロダクションが必要だったため、静かなアレンジとなり、アルバムの一曲目となった。作詞作曲は新しく、2009年。録音はアルバム制作時の2010年夏頃。機材はその夏に導入したばかりの、Pro Tools M-Powered 8。パソコンで音楽を作ったことはなく、店員に説明を聞いても知らない用語ばかりでよく分からないので、とりあえずこれを買ってみた。MTRの方がぜんぜん音が良くないか?と最初思ったが、それは機材が色々足りてなかったんだと、アルバムを発売してしばらくしてから気づいた。ただ、このアルバムの曲たちを『さみしいだけ』の音質で聴いても、それはそれで違うような気もする。機材との巡り合わせも、旅みたいで面白い。
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以上3曲はすべて未発表音源であり、今回の初期三部作LP化にはかかせない、三部作をひもとくうえで、大切な音源である、と思っています。前野健太
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さむつらすヴァージョンの「100年後」とか…!!!いやーこれはなんとしても手に入れていただきたい!
どうせ3枚全部欲しくなるのだから、がつんと同時購入いっちゃって下さい!
12月中旬入荷予定!お楽しみに~。
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