2007/4/21 土曜日

ネオGS特集 [海外編 その1]

1月にお送りしたネオGS特集の続編として80年代のアメリカやイギリスのガレージだったりサイケだったり
してた人達の特集をやってみようかと思います。
ガレージ・リヴァイヴァルだペイズリー・アンダーグラウンドだネオ・サイケだギターポップだ、と
いつもはジャンルの壁に区切られてる人達も「ネオGS」という括りでまとめて聴いてみると何かが
見えてくる、かもしれませんよ。
とりあえず今回はパート1、ガレージ編。

  dmz_re.jpg
  DMZ “S/T” [LP/US] 2625円
    まず最初は80sじゃなくて、78年なんですが、
    パンク以降の心意気で60sガレージを鳴らした先駆バンドなので紹介しない訳にはいかんので。
    モノラル盤に人生を賭けている男、MONO MAN率いるDMZの超名作です。
    ハードロックみたいなジャケにダマされてはいけないよ。内容は超ブッちぎりのハイテン
    ションな傑作ですから。
    この再発盤も最近見かけなくなってきています。お早めに!

  lyres.jpg
  LYRES “ON FIRE” [LP/US] 2940円
    そのDMZが何故かライアーズと改名して発表した1stアルバム。
    80年代ネオ・ガレージを語る上でハズせない名盤です!
    アナログは最近めったに見かけなくなりました。これもお早めに!

  crawdaddys1.jpg crawdaddys2.jpg
  THE CRAWDADDYS “CRAWDADDY EXPRESS” [LP/US] 1470円
  THE CRAWDADDYS “HERE ‘TIS” [LP/US] 2100円
    80年代にブリティッシュビート仕立てのロッキンブルーズを再生させる事に
    命を賭けている男、ロン・シルヴァによる66年型ネオ・ガレージの代表的バンド。
    1stと2nd、どちらも最高にかっけーよ!

  chesterfieldkings_7.jpg chesterfieldkings_cd.jpg
  THE CHESTERFIELD KINGS “I’M GOING HOME” [7″/US] 1890円
  THE CHESTERFIELD KINGS “NIGHT OF THE LIVING EYES” [CD/US] 1890円
    US 80’sガレージ・リヴァイヴァルを代表するバンド。
    時には60sガレージバンドの未発表曲までカヴァーしちゃうマニアックっぷりは
    かっこいいですよ。コスプレ、と馬鹿にするやつは阿呆!
    左はあまり見かけない7インチシングル。クワイアーのフォークパンク名曲を完コピ。
    右は初期シングル集CD。こちらもあまり中古で見かけないです。

  cramps_psyche.jpg
  THE CRAMPS “PSYCHEDELIC JUNGLE” [LP/US] 1260円
    この辺の基本的バンド、クランプスの2ndフルアルバム。
    このアルバムは60sガレージカヴァー含有率が一番高くてガレージ好きには
    最も取っ付きやすいアルバムだと思います。

  naznomad.jpg
  NAZ NOMAD & THE NIGHTMARES “GIVE DADDY THE KNIFE CINDY” [LP/UK] 1470円
    ご存知ダムドの変名による60sガレージサイケ・カヴァー・アルバム。
    クランプスと並んで80年代のパンク/NWのリスナーに60Sガレージサイケへの扉を
    開かせた罪なレコード。

  barracudas_uk.jpg
  THE BARRACUDAS “DROP OUT WITH THE” [LP/UK] 1890円
    サーフ・パンク大定番ソング”SUMMER FUN”でおなじみの突然変異的UKパワーポップ
    ~パンクバンド。B面を占めるサーフパンクサイドもモチロン最高ですけどA面の
    ガレージ~フォークロックサイドもかなり良いです。
    サーフボード担いだジャケで有名ですがオリジナル盤はこんなジャケなのです。

  milkshakes20rr.jpg headcoatsdown.jpg
  THE MILKSHAKES “20 ROCK AND ROLL HITS” [LP/UK] 1575円
  THEE HEADCOATS “HEADCOATS DOWN !” [LP/UK] 1680円
    英国のガレージシーンを引っぱっている偉大な男、ビリーチャイルディッシュ先生の
    代表作を2枚。説明もあまり要らないですよね。がっかりしやがれ!

  nomads.jpg
  THE NOMADS “WHERE THE WOLF BANE BLOOMS” [LP/EU] 840円
    80sスウェディッシュ・ネオガレージ・シーンの主要バンドのひとつ。
    『ペブルス』にも入ってたサード・ボレイドの”I’m Five Years Ahead
    Of My Time”のカヴァー入り。

****
最後になりましたが、今回の「世界をGSを通して見てみる」という考え方は
GS研究の大家、黒沢進さんからの多大な影響の下にあります。
ネオGS自体、黒沢さんがいなかったら生まれなかったかも知れません。
そんな黒沢進さんが4月19日に亡くなりました。
あまりに突然すぎて驚いていると同時にとても悲しいです。

この特集を黒沢進さんに捧げたいと思います。
R.I.P.

※ココナッツディスク吉祥寺店ではネオガレージ、80’sガレージ、ガレージパンクリヴァイヴァルなど80’s~90’sガレージ系レコード、CD高価買取いたします!ぜひご利用ください!!

Filed under: 入荷[used],特集 — coconutsdisk kichijoji @ 16:36:35

2007/4/20 金曜日

kiiiiiii Tシャツ新柄入荷しました。

洋行帰りのkiiiiiiiのお二人が来店。
新作Tシャツをいくつか置いていってくれました。

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今回はデラックスな2色刷り。2800円也。有るだけです。お早めに!

アッチでは、ドラッグを勧められるも、きっぱりと断った、との事。
さすが、セックス、ノー・ドラッグ&ロックンロールをモットーにしてるだけありますね(笑)

さて、在庫切れが続いていたDVDも再入荷しております。
  silver_and_gold_thum.jpg
まだ見てない方、はやく見ましょう。傑作ですよこれ。

そしてニュース。
kiiiiiiiっ子が首をキリンにして待ってるkiiiiiii初のCDですが一応、7/7のリリースを目標に
がんばってるとの事。
みんな楽しみにしてようね!
モチロン、ウチの店にも入荷しますのでよろしく。

Filed under: 日常 — coconutsdisk kichijoji @ 20:34:06

2007/4/17 火曜日

真夜中のレコード

ピーター・アイヴァースを中心に、
独りで真夜中に聴きたくなるレコードをご紹介します。

  terminallove.jpg
  THE PETER PETER IVERS BAND “TERMINAL LOVE” [LP/US] 3675円
    ブルースを出発点としながら大いにその枠をはみ出しまくっている、サイケデリック
    だけどアシッド・フォークとはちょっと違う気がしてしまう異形のSSWレコードの大傑作。
    このカン高いヘロヘロ声はちょっと中毒性があります。

  peterivers.jpg
  PETER IVERS “S/T” [LP/US] 2940円
    ↑に続く3rdアルバム。
    独特のヘロヘロ声でグルーヴィロックったりレゲったり。

  nirvanapeter.jpg
  PETER IVERS “NIRVANA PETER” [LP/US] 2625円
    死後リリースされた追悼ベスト盤。
    一見ヘンなジャケだけど、彼の音楽を聴くと納得のジャケかも。

  swingrass86.jpg
  SWINGRASS ’83 [LP/US] 2100円
    ピーター・アイヴァースが全編ブルース・ハープで参加(プロデュースも彼)
    したゴキゲンなセッションアルバム。
    ですが、アルバム最後にファンは見逃せないトラックが。
    なんとあの”TERMINAL LOVE”のトップを飾る名曲”ALPHA CENTAURI”を
    全く違うアレンジで再演しているんです!要チェックです。

  barrett.jpg
  SYD BARRETT “BARRETT” [LP/UK] 2100円
    ブルースから出発してとんでもないとこに行き着いた、という点でアイヴァース
    と共通するシド・バレット。
    圧倒的な名盤の1STに隠れがちなこの2NDですが”BABY LEMONADE”とか
    ”GIGOLO AUNT”など(どちらもバンド名に拝借されているね)のポップな楽曲
    が多くて好きです。ジャケも泣けるな。UK盤にて入荷。

  opel.jpg
  SYD BARRETT “OPEL” [LP/UK] 1575円
    ’88年リリースの未発表音源集。もはや3RDアルバムとして聴いてもいいでしょう。
    タイトル曲のゆがんだ美しさは未発表音源というのを越えているよ。
    UK盤にて入荷。

  monseur.jpg
  かまやつひろし “ムッシュー/かまやつひろしの世界” [LP/JPN] 6800円
    ご存知我らがムッシュの1stソロアルバム。
    真夜中のスタジオのニオイがプンプンするレコード。
    同じニオイはビートルズのホワイトアルバムからも感じられます。
    僕をゾクゾクさせるニオイなんだ。
    「豚ごろしの唄」収録のオリジナル盤での入荷です。

  pattywaterssings.jpg
  PATTY WATERS “SINGS” [LP/EU] 1575円
    フリー・ジャズ・ヴォーカリストの’66年作。
    アシッド・フォークとして評価する人も多い、真夜中に独りで聴きたい名作。

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  NEIL YOUNG “HARVEST MOON” [LP/US] 3360円
    ’72年の名作”HARVEST”から20年、’92年に当時のメンツを集めて制作された
    続編的アルバム。
    美しいアコースティック・ナンバーを中心とした今作も”HARVEST”に負けない
    傑作です。
    アナログ盤はなかなか出ませんよー。お早めに!

Filed under: 入荷[used],特集 — coconutsdisk kichijoji @ 17:38:48

2007/4/14 土曜日

アンボックスド・ルースターズ

ルースターズ アナログBOX発売記念!という事であれには含まれなかったLPを中心に
紹介してみたいと思います。
願わくばアナログBOXを買った人がこちらも手に入れてよりコンプリートに近付いてくれたらいいな。

  roosters_nurmberg.jpg roosters_cmc.jpg
  ザ・ルースターズ “ニュールンベルグでささやいて” [12″/JPN] 2940円
  ザ・ルースターズ “C.M.C” [12″/JPN] 2940円
    まずはやっぱりこの2枚。2大バーストチューン”ニュールンベルグ”、”C.M.C”を
    それぞれフィーチャーした傑作ミニアルバム。
    12インチシングル~ミニ・アルバムという形態では
    ありますが、過渡期ルースターズを捉えた、実はオリジナルアルバム以上に重要
    な作品といえるかもしれない2枚です。これは無理してでもボックスに組み込むべき
    だったんじゃないかなぁ。
    単純に人気盤だしアナログ欲しい人も多いでしょうに。

  roosters_collection.jpg
  ザ・ルースターズ “コレクション 1980~1984” [LP/JPN] 4880円
    大江さん在籍期ルースターズがリリースしたシングルをAB面完全収録したありがたい一枚。
    ”ヘイ・ガール”、”レッツ・ロック(日本語ver.)”、”ゲット・エヴリシング(日本語ver.)”など
    シングルオンリーの曲、結構多いのでホント嬉しい一枚ですよね。
    本作で初出となった未発表曲”レザー・ブーツ”は実はあの集大成BOX『VIRUS SECURITY』
    には未収録。要チェックです。

  roosters_unreleased_lp.jpg
  ザ・ルースターズ “アンリリースド” [LP/JPN] 4880円
    1stアルバムレコーディング時のアウトテイク集。
    当時のライヴ定番曲ながら何故か未発表だった名曲”BYE BYE MY GIRL”など、
    発表された楽曲群と比べても遜色ない出来のオリジナルナンバーとストーンズ
    を中心としたカヴァー曲で構成。人間クラブ時代の代表曲”SATURDAY NIGHT”のみ
    大江氏ソロになってからの録音のようです。
    2ndアルバム収録のものとはメロディが全く違う”SITTIN’ ON THE FENCE”はまたもや
    『VIRUS SECURITY』には未収録。チェック、チェック!

  roosters_sos.jpg
  ザ・ルースターズ “SOS” [12″/JPN] 630円
    大江さん脱退後ルースターズの第1弾リリースだったのがこの12インチ。
    大江さんへのメッセージとしか聞こえない歌詞(エス”オーエ”ス、ですよね)
    が泣ける。曲もポップでかなり好きな曲です。

  burstcity.jpg
  “爆裂都市” オリジナル・サウンドトラック・アルバム [LP/JPN] 3990円
    ご存知、石井そうご監督の傑作パンク・ムーヴィーのサントラ。
    この映画の為に結成したルースターズと盟友バンドロッカーズからの選抜メンバーからなる
    <バトルロッカーズ>による名曲”セルナンバー8″収録。

  whotherockers.jpg
  ザ・ロッカーズ “WHO TH eROCKERS” [LP/JPN] 2100円
    ライバルというか同士というか初期ルースターズとは深い交流関係にあったロッカーズ
    の傑作1st。これぞめんたいビート!!ってな名盤です。
    とにかくスピード!スピードだけが大事!!て感じの疾走つんのめりビートロックン
    ロールが15曲。最高です。

  yamazen.jpg
  山善 “NATURALLY” [LP/JPN] 1260円
    ルースターズにもロッカーズにもカヴァーされためんたいクラシック”キャデラック”など
    ソングライターとしても数々の名曲を書いている博多ロックシーンの裏番、山善さんの
    2ndアルバム。
    GS調の哀愁の名曲「色あせた恋」は後に大江さんが2ndソロアルバムの中でカヴァー
    してました。

  sonhouse_streetnoise.jpg
  サンハウス “ストリートノイズ” [10″/JPN] 2940円
    〆は博多ロックシーンの始まりとなった偉大なバンドで。
    グループ末期音源の’77年のデモレコーディングを中心とした未発表音源集。
    後のシナロケにストレートにつながっていくソリッドなパブロック~パンク的
    サウンドが聴ける唯一のアルバムです。
    ルースターズから遡ってサンハウスに辿り着いたならこのアルバムが一番
    取っ付きやすいと思います。
    「恋をしようよ」(ルースターズの曲とは同名異曲)あたりはモロ、ルースターズ
    ですね(って逆なんだけど)
    ※ジャケット若干傷みありなので安めです。

コロムビアさん、今度はルースターズ7インチシングルBOXを作って下さい。

※ココナッツディスク吉祥寺店ではルースターズ、ロッカーズなどめんたいロック、めんたいビート系のレコード、CD高価買取いたします!ぜひご利用ください!!

Filed under: 入荷[used],特集 — coconutsdisk kichijoji @ 12:11:17

2007/4/10 火曜日

『断絶』のこと

幻のアメリカンニューシネマ傑作『断絶』の日本版DVDの発売を祝して。
主演の2人のミュージシャンのレコードを紹介しよう。

  denniswilson.jpg
  DENNIS WILSON “PACIFIC OCEAN BLUE” [LP/JPN] 3675円
    ブライアンは別格としてBB5のソロ作で最もファンが多いと思われるのがこのデニスのソロ。
    たくましくて、やさしくて、繊細な名盤です。
    

  jt_flyingmachine.jpg
  JAMES TAYLOR (FLYING MACHINE) “MONUMENTAL 1967” [LP/JPN] 1050円
    西海岸に渡ってSSWブームの寵児となる以前、ニューヨークはグリニッジ・ヴィレッヂの
    ライヴスポットでラヴィン・スプーンフル、マジシャンズらとしのぎを削っていた頃の若き
    JTの記録。ギターはあのダニー・クーチ!

幻、といわれてるこの映画ですが僕は一度劇場で観ています。
もう15年も前になりますが所謂”渋谷系リヴァイヴァル上映”のブームの一環でこの映画も
リヴァイヴァル上映されたのでした。
決して映画好きなんて言えない僕がこの映画を観に行く動機なんて決まってます、
デニス・ウィルソンとジェームス・テイラーが主演していたから。
ストーリィなんて関係ない、動く2人が見れればいいやという気持ちで観にいった訳ですが
これが!見事に引き込まれてしまったんですね。あの頃たくさん観たリヴァイヴァル上映ものの
なかで最も印象に残る1本となりました。
大学生だった当時の、訳も無く不機嫌でイライラして文句ばかり言いたくなってる、そんな気分にピッタリ
はまったから、かもしれません。
加えて男×2+女×1、というはからずも映画の内容にリンクするような
3角関係にある3人で観にいったというのもおそらく”その気にさせた”原因だったはず(恥)
それ以降は一度も観ていないこの映画、久しぶりに観たらどう感じるのかちょっと恐い気もしますけど、とにかくまた観れるのは嬉しいです。
僕が観た時と同じ年代の人(=20~23歳位)には是非観て欲しいなあ。
中でも煮え切らない毎日を送ってクサクサしてる君には。

さて、そんな『断絶』DVD発売を記念して奇しくも僕が映画を観にいったのと同じ六本木で!素敵なイヴェントが開催されます。
  danzetsu

RAT HOLIC presents【TWO-LANE BLACKTOP】
~映画「断絶」日本版DVD発売記念!
 勝手にライブ&トークショウ~

4/14(土) 18:30~22:00 (お店は朝まで営業)

西麻布 The BARON
http://www.thebaron.jp/

CHARLIE & THE HOT WHEELS/YOUNG FOLKS/RAT HOLIC

ジミー益子

1部:飯田 充・土橋一夫・長谷川英行 他
2部:石橋秀樹・及川壯一・バディ 他
ホスト役:伊澤壯衛 
※1部と2部の順番が入れ替わる可能性あり

無料 (ドリンク代等は各自負担)
※先着100名様に、オリジナルB2ポスターをプレゼント

主催は当店でもおなじみのヤング・サーフインスト・コンボ<ラットホリック>。
当日はラホリはもちろん、チャーリー&ホットホイールズ、ヤング・フォークス(ストライクスの3人+ペブルスのエツコさん)のライヴまで観れて無料!
ひょえ~!!こりゃ行かなきゃ損だね。

Filed under: 日常 — coconutsdisk kichijoji @ 14:05:03
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