THE SERVANTS / THE SUN , A SMALL STAR (’86) [NEW EP/US] 1500円
当店ではシリーズ第1弾のAPPLE BOUTIQUEから欠かさず取り扱っているアメリカのリイシューレーベル<OPTIC NERVE>の80’sインディポップレア7″再発シリーズの8枚目が届きました。
音も人脈もCREATIONど真ん中なのになぜかCREATIONから出なかったmid80’s伝説のインディギターポップバンド、サーヴァンツが’86年にリリースした2枚目のEPがこの『THE SUN , A SMALL STAR』。
このレコード、あの『英国音楽』の小出亜佐子さんが選ぶギターポップの10枚にもセレクトされていたくらいの由緒正しき名盤、でありつつもなかなか手に入れづらい一枚だったのでこうして初の再発がなされたのは嬉しいです。
なんせこのかっこいいジャケ。これが欲しかったんだよね!
しかも当時は出なかった(オリジナルは12インチのみのリリース)7インチで、というのもイイ。
曲もカットされずにちゃんと4曲入ってるし。ありがたい。
このシリーズのお楽しみのひとつ、カラーヴァイナル。今回はこんなサイケポップなお色となっています。
もうひとつのお楽しみ、おまけ復刻ポスターとポストカードこんな感じ。ポストカードかっけええ!
そして国内流通盤には日本語ライナーノーツが付くんですが、今回なんと私が執筆させていただいておりまして、、
90年代初頭の子供たちがいかに80’sインディポップの情報が無い中、手探りでレコードを買っていたか、という事を、この場を借りて書き残してみました、といった内容になっていますのでぜひ読んでほしいです。
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そんな内容のライナーノーツを書いたので、今回このブログではそのライナーの補足的な感じで、ぼくが91~92年頃に80’sインディポップ~ギターポップのレコードを買う参考にしていたものたちをいくつか載せてみたいと思います。
まずはやっぱりフリッパーズがやっていたラジオ番組『マーシャンズ・ゴー・ホーム』。
特に’91年5/7と5/14の2週連続のC86~アノラック~キューティーズ特集はエアチェックしたテープ何度聴いたことか!ヴァセリンズMolly’s LipsとタルラーゴシュSteaming Trainの衝撃。
池袋WAVEで配布していた瀧見憲司さん出演のDJイベントのフライヤーの裏に載っていた「TAKIMI’S SELECTION CHART 」。このネオアコ名曲ベスト10とアノラック名曲ベスト10を全部聴くことだけを考えて生きていたあの頃。。涙
5人時代のフリッパーズのインタビュー記事目当てで買った『FOOL’S MATE』’89年9月号に載ってた素晴らしい記事。フールズメイトでは桜井通開さんがこうしてちょくちょくギターポップ系の記事を書いていて、よく古本屋で参考になりそうなのが載ってる号を探して買っていました。
『Pee Wee』’90年11月号。女性ファッション誌上でこれをやったフリッパーズギターは本当に偉大。
これでジャケ憶えてたIN EMBRACEの12インチを新宿のいまは無きえとせとらレコードで見つけて嬉しかった思い出。
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<OPTIC NERVE>再発シリーズ、本国アメリカでは既に完売とのこと。
再入荷はございませんので気になる方はお早めにお買い求めください。
シリーズ6番のWEDDING PRESENT、7番のTHE WAKEも同時入荷しています。どちらも最高!併せてぜひ。