ジャグる心
リヴァイヴァル・ジャグバンドの最高峰ジム・クエスキン・ジャグバンド
の2枚看板であったジム・クェスキン、ジェフ・マルダーのソロ作が
まとめて入荷しました!
GEOFF MULDAUR “Sleepy Man Blues”
[US LP | FL 14004] 状態:A ¥7800SOLD OUT!
J.K.ジャグバンド参加以前に発表されたファースト。
若干20歳の青年が歌うブルース。
でもとてもとてもハタチとはおもえない歌いっぷり。すごい。
JIM KWESKIN “Jump For Joy”
[US LP | VSD-79243] 状態:A ¥4800
同期のリヴァイヴァル・ジャグバンド達が次々と解散する中
ジムのバンドは圧倒的なクオリティを保ったまま名作を
コンスタントに発表していきます。
そんな時期に箸休め的にポロリと創られたソロ名義セカンド。
バンドではジャグバンド、戦前ブルースを再構築していたわけですが、こちらは
アーリー・ジャズの世界を追求。
「レココレ」グッドタイム特集にて紹介されるなど一部で人気の高い傑作です。
JIM KWESKIN “What Ever Happened To Those Good Old Days”
[US LP | VSD-79278] 状態:A ¥2800SOLD OUT!
自身のギターとオートハープとカズー(クレジットには”櫛”と
あるけどこれはカズーのはず)の他にはフリッツ・リッチモンドの
ウオッシュタブ・ベースとジャグのみ、という簡素かつパワフル!な、
実にハードコアなライヴ盤。デビュー以前のライヴ光景がしのばれる一枚です。
“la bamba”でのワルノリっぷりには観客も爆笑。痛快!!
JIM KWESKIN “America”
[US LP | RS 6464] 状態:A ¥2800]SOLD OUT!
バンド解散後に出されたソロ4作目。
それまでの陽気さは影をひそめ、ジムなりにアメリカを
ディスカヴァーした実に深い作品。
そう、時代は70年代・自己を見つめ直す時代に突入していました。
JIM KWESKIN “Side By Side”
[US LP | MR 52790] 状態:A ¥2200
充実のライヴ盤。聴いているうちに次第にジムのペースに
乗せられてしまう、そんな感じ。
これこそ「アコースティック・グルーヴ」かな、と。お薦め!!
GEOFF & MARIA “Pottery Pie”
[US LP | RS 6350] 状態:A ¥2300SOLD OUT!
バンド解散後ジェフとマリアは結婚、60’sフォーキー達が続々と移り住んでいた
ウッドストックで暮らし始めます。そしてリリースされたのがジェフ&マリア名義のこれ。
ジャケのアツアツっぷりもイイですが内容がこれまたすんばらしい!!
後々まで深い友情で結ばれる事となる名ギタリスト、エイモス・ギャレット
と出会ったのも大きかったかもしれません。
スタンダードのカヴァー”Brazil”はこのヴァージョンをもってオリジナル、
としたい位出色の出来。一昨年のジェフ来日公演でも茶目っ気たっぷりに
プレイされてましたっけ。
GEOFF & MARIA “Sweet Potatoes“
[US LP | MS 2073] 状態:A ¥2300SOLD OUT!
ジェフの師匠、E.V.シュミットによるジャケットがいい雰囲気
(ジェフの胸にはback to MONOバッヂが!)のこの2ndをもって夫婦は離婚、
アメリカン・ルーツ派最強のデュオも残念ながら解散となります。
今作でも引き続きエイモス参加、リード・ヴォーカルとったりして
ジェフ&マリア+エイモスのトリオの作品と言ってもいいくらい。
この後マリアは持ち前の天真爛漫さと見る者を釘ずけにしてしまう色気でもって
傑作ソロをものにすることとなります。
一方ジェフはエイモスらと共にP.バタフィールドのベターデイズに参加、
2枚のアルバムをつくります。
GEOFF MULDAUR “Is Having A Wonderful Time“
[US LP | MS 2220] 状態:A ¥2500
そしてその後満を侍して発表されたのがこの最高傑作との呼び声高きアルバム。
このアルバムの素晴らしさについてはライター諸先生方が書かれているので今さら説明不要でしょう。
とにかく針を落としたら最後、芳醇な亜米利加音楽の迷宮にすーと引きずり込まれてしまいます。
GEOFF MULDAUR & AMOS GARRETT “S.T.”
[US LP | FLYING FISH 061] 状態:A ¥2500SOLD OUT!
異色のAOR的アルバムをはさみリリースされたのが、ついにやっちゃいました、の仲良し二人組み
アルバム。ジャケットイラストは八木康夫さん!のんびりのほほんな傑作です。このアルバムリリース後、二人して来日、日本のファンに熱狂的に迎えられました。
GEOFF MULDAUR “Blues Boy”
[US LP | FLYING FISH 201] 状態:A ¥2200
ジェフ&エイモス来日公演を収録したライヴ盤をはさんでリリースされたソロ名義での通算4作目。
最高にイイ湯加減といいますか、あらよっ、てな感じで歌い・ギターを弾く。
ジェフの歌声に存分酔える一枚です。
ジャグバンド時代のレコードはいつか別の機会に。
(全て中古につき在庫は一点のみです。売り切れの際は御容赦下さい)
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