2020/11/9 月曜日

ミツメ / トニック・ラブ

ミツメ / トニック・ラブ ('20) [NEW 12inch/JPN] 2100円
ミツメ / トニック・ラブ (’20) [NEW 12inch/JPN] 2100円

今年8月に配信リリースされたミツメの新曲がフィジカルリリースです。
今回、CDの発売は無くアナログ12インチシングルのみ。

1111mitsume2
12インチの外側の溝だけを贅沢に使ったこの光る盤面をご覧ください。
とにかく、音が素晴らしい!!!
アナログ12インチ45回転盤の良さが爆発してる太い音に惚れ惚れしてしまいました。
なんで7インチじゃないんだろう、と、思ってたんだけど、なるほどそうかという感じです。

B面はtofubeatsリミックス。
これがとーーーーっても気持ち良い。アナログ盤で大きな音に包み込まれるように聴けたら昇天するでしょうね。
サブスクで満足してる場合じゃないっすよ、ほんと。なーんて。

* * *

大人にしかわからない、なんか寂しいなみたいな感じ。ミツメはそんなことを歌ってる。
…って昔、川辺くんが言ってたけど、トニック・ラブはそれの最高峰だと思う。
そういう意味で現代のAORってミツメの音楽だと思うし、アダルト・オリエンテッド・ロックってミツメの形容詞にしか思えなくなってくる。

2010年から10年経って、ミツメもスカートもシャムキャッツもホムカミもそれぞれの年のとり方をしてきていてそれがこれからもとても楽しみになっています。

1111mitsume3

Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 18:31:39

2020/11/6 金曜日

90’sインディポップ特集’20

久しぶりの中古盤ブログ!
そして久しぶりの90’sインディポップ特集!なんと前回は5年前でした。。。oh

FAT TULIPS / NOSTALGIA ('92) [USED 12inch/UK] 1000円
FAT TULIPS / NOSTALGIA (’92) [USED 12inch/UK] 1000円
アーリィ90’sアノラック代表格。
ジャケもナイスな5曲入り12インチ。B-1「last to know」がめっちゃ好き。
last to know

FOUR-LETTER WORDS ('90) [USED ZINE/US] 2500円
“FOUR-LETTER WORDS” (’90) [USED ZINE/US] 2500円
同名のレーベルも運営していたアーリィ90’sインディポップZINE。
極初期のブリッジの貴重な音源「MOTORCYCLE ANGEL」を収録したソノシート付き!!!
motorcycle angel

BLACK TAMBOURINE / BY TOMORROW ('91) [USED 7inch/US] 3500円
BLACK TAMBOURINE / BY TOMORROW (’91) [USED 7inch/US] 3500円
90年代初頭のUSアノラック~シューゲイズバンドの中でも神々しいまでにカッコ良かったバンド。
名門<slumberland>からリリースされた1stシングル。
ハンドメイドぬりえジャケがたまりません。
by tomorrow

BLACK TAMBOURINE / THROW AGGI OFF THE BRIDGE ('92) [USED 7inch/US] 4800円
BLACK TAMBOURINE / THROW AGGI OFF THE BRIDGE (’92) [USED 7inch/US] 4800円
ドマイナーレーベル<audrey’s diary>から出た2ndシングル。
限定ハンドメイドジャケ・ナンバリング入り仕様。
このヴェリーレアなシングル、なんとこの冬にスランバーランドが再発するようですね。

THE BEST WISHES / SHOEBOX FULL OF LOVE EP ('97) [USED 7inch/US] 2000円
THE BEST WISHES / SHOEBOX FULL OF LOVE EP (’97) [USED 7inch/US] 2000円
mid-90’s USインディポップバンド唯一の単独作。
消え入りそうなウィスパーガーリーヴォイスが泣ける!!!
全5曲入り。名盤!
luckiest love

POASTAL / HERE ('95) [USED 7inch/US] 700円
POASTAL / HERE (’95) [USED 7inch/US] 700円
こちらもmid-90’s USインディポップバンド唯一の単独作。
Tweeなガールヴォーカルがちょっとオルタナめなサウンドに乗るとなんとも切ない感覚になって良いです。
here

SCREEN PRINTS / SAMME TIME NEXT YEAR ('98) [USED 7inch/UK] 500円
SCREEN PRINTS / SAMME TIME NEXT YEAR (’98) [USED 7inch/UK] 500円
レイト90’s UKハーモニーインディポップGem。
Be My Baby~Just Like HoneyマナーなオールディーズちっくインディーのB面も良いです。
sametime next year

MUSICAL CHAIRS / BOTTLED UP ('92) [USED 7inch/US] 600円
MUSICAL CHAIRS / BOTTLED UP (’92) [USED 7inch/US] 600円
アーリィ90’sひとりインディポッパーもの。
ショボいが胸につきささる切なさがあってたまらない。。。
bottled up

HUSHPAD / DEAR JENNY ('97) [USED 7inch/US] 1000円
HUSHPAD / DEAR JENNY (’97) [USED 7inch/US] 1000円
90’s USインディポップフォーク~ネオアコかくれ名盤。
ベンワット~ブルーボーイに連なる男子独りネオアコの傑作A面(よく聴くと後ろでコオロギが鳴いている…泣)、ネオアコボッサのB面、どちらも最高です。
dear jenny

THE KG / SHOW ME ('98) [USED 7inch/US] 900円
THE KG / SHOW ME (’98) [USED 7inch/US] 900円
キッキング・ジャイアントのテイ・ウォン・ユと<K>レーベルのカルヴィンによるユニットの唯一シングル。
最高の切なファンキー・インディーロック!!!
show me

* * *

ここに載せたもの以外にも7インチを中心に90’sインディポップものたくさん出してますのでぜひお店まで見に来てください~~
1106DIGTOSEFUZZYSOUNDS

Filed under: 入荷[used],特集 — coconutsdisk kichijoji @ 19:53:09

2020/10/23 金曜日

銀杏BOYZ / 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命・DOOR

明日はいよいよレコードストアデイの変則ヴァージョン=RSD DROPSの最終回!
明日リリースとなる限定アイテムの中から、当店が取り扱うのは…

やっぱり最後も銀杏BOYZ!!!!!!
銀杏BOYZ / 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命[3rd Press]('05→'20) [NEW 2LPs/JPN] 3900円
銀杏BOYZ / 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命[3rd Press](’05→’20) [NEW 2LPs/JPN] 3900円

銀杏BOYZ / DOOR[3rd Press]('05→'20) [NEW 2LPs/JPN] 3900円
銀杏BOYZ / DOOR[3rd Press](’05→’20) [NEW 2LPs/JPN] 3900円

8月のRSD DROPSであまりにもあっという間に売切れてしまったため、ありがたいことに再プレス、となり、明日の最後のRSD DROPSでもお店に並べることが出来ます。本当に良かった。嬉しい。

今回の”3rd Press”、細かくいろいろと初回盤や2ndプレス盤との違いがあってマニア的にもそそるところがあったりするんですが、でもやっぱり、それよりも、純粋にこの作品をアナログレコードで再生する喜びを1人でも多くの人に味わってほしいなと思っています。この2枚のアルバムのアナログ、本当に良いんだからさ!
ずっしりとしたこの重さ。最高の音圧。買ってよかったな、という気持ちになれるこの感覚をぜひとも味わってほしいです。

1024GINGNANG
前回買えなかった~~~という方、今回は予算いっぱい使ってたくさん仕入れたのでぜひぜひ買いにいらしてください!!!

Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 19:16:41

2020/9/25 金曜日

PIZZICATO ONE / 前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン

明日9月26日はレコードストアデイの変則版=「RSD DROPS」の2回目、RSD SEPT26です。
明日リリースとなる限定6アイテムのうち、当店が取り扱うのがこのピチカート・ワンのアナログ盤です。

新型コロナウィルスの影響で二転三転した今年のレコードストアデイですが、その結果良かったといえるのが当初予定のなかったこのレコードがRSD商品として追加エントリーされた事。
小西さんのレコードをRSD商品としてお店に並べることができる。実店舗レコ屋店員であるぼくとってこれは大きな喜びです。先月は銀杏で今月は小西さんって!2020年のRSD、めっちゃココナッツじゃん!

PIZZICATO ONE / 前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン ('20) [NEW LP+7inch/JPN] 4500円
PIZZICATO ONE / 前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン (’20) [NEW LP+7inch/JPN] 4500円

昨年10月に東京と大阪で行われたピチカート・ワンのビルボード公演を収めた実況録音盤。
CDと配信では既に発表済みだったこのアルバムの、満を持してのアナログ盤リリースです。

pizzicatoone_2
配信で聴くのとはやはりまったく聴こえ方が違います。
ズン、とくる音像。静かな興奮。最高の音質!

 SIDE A
  1. めざめ
  2. 東京の街に雪が降る日、ふたりの恋は終わった。
  3. 神の御業
  4. きみになりたい
  5. 地球最後の日
 SIDE B
  1. メッセージ・ソング
  2. 東京上空3000フィート
  3. テーブルにひとびんのワイン
  4. ゴンドラの歌
  5. 涙もろくなった。

pizzicatoone_3_1

pizzicatoone_4_1
このアナログ盤、LPと7インチの2枚組仕様となっています。
7インチにはアンコールで演奏された2曲が収録、という粋な構成。
2LPsにはするもんか、という小西さんのこだわりも滲んでますね。さいこー。

 Side A また恋におちてしまった  
 Side B 子供たちの子供たちの子供たちへ
  

アルバムタイトルの「前夜」ってなんの前夜なのかといえばこれは台風直撃の前夜、なんですよね。

ここに収められているビルボード東京での公演当日は観測史上最大級の大型台風が日本に直撃する、と予報されていた日の夜でした。窓ガラスには養生テープ。外に出なくてもいいように食料品を買い貯める人々。早仕舞いするお店たち。ただでさえ大雨で浸水することの多い当店、前日からみんな不安でした。最悪の事態を予想してやれることはやっておこう。

そんな日にぼくはピチカート・ワンのライヴをみにいったわけです。そんな日なのに。なんという無責任!
いやいや、それくらいみたいライヴだったってことです。
なので、ジャケットに貼られたステッカーに書かれたコメント「地球最後の日がやってくるのに、あなたはレコードを聴いている。」が胸に沁みてきます。。笑
pizzicatoone_6

このレコードを聴くと、あの夜の、シーンと静まり返った街とそれとはうらはらにに心の中はざわざわしている感覚が思い出されてなんともいえない不思議な気持ちになります。

● ●

肝心なことを書いていませんでした。
このレコードは全曲小西さん自身によって歌われた、音楽家小西康陽による初のシンガー・ソングライターアルバムです。

こんなアルバムをずっと待っていました。
いつか絶対作ってください、とtwitterから本人へお願いしたこともありましたっけ。
そんなアルバムがアナログ盤になって、自分のお店で売ることができる、こんな日を待ってました。

皆さま、明日、ぜひぜひ買いにいらしてください。たくさん仕入れておきましたので。

pizzicatoone_5

Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 21:01:31

2020/9/17 木曜日

台風クラブ / 日暮し

我らが台風クラブの待望の待望の待望の新曲が、

今回も7インチで!
またしても”私家版”で!!

明日、ついにリリースです!!!

台風クラブ / 日暮し (’20) [NEW 7inch/JPN] 1000円
台風クラブ / 日暮し (’20) [NEW 7inch/JPN] 1000円

ジャケ最高。

左上にはおなじみの朱色の「私家版」スタンプ。
台風クラブのアナログ盤恒例の手押しナンバリングも。
石塚くんが一枚一枚手押ししてるところが目に浮かびます。

紙質(=画用紙=絵日記=夏休みの宿題=夏の終わり!)、インクの乗りも素晴らしいのでぜひ明日、お手に取って間近にご覧くださいね。

0918taihuclub2

レーベルメイトでもある家主とも共鳴するような“普段着のビートルズ感”のあるアンサンブルとメロディにどうしたってやられてしまいます。ビートルズ、後追い世代であるぼくにとってもどういうわけか少年時代を思い出させます。同じ気持ちになる人も案外多いんじゃないかな。ここら辺の感じ、ビフォアーズのケンジさんが書いた散文の中の

“誰もが幼い頃に聞いていたサーチャーズ。
中学生の時に好きだった女の子や男の子。
飼っていたカブト虫が人知れず死んでいた時のものがなしいブルーズ。”

に通じるものがある。気がする。

それにしても、夏の終わりが近づいたことを知らせる蝉、ヒグラシに送り仮名の「し」を付けることで一気に台風クラブと俺たちのあの夏の感覚(=that summer feeling、だ!)にさせるなんてなー。グッときてしまうよ。

0918taihuclub3
B面は「ホームアローン」。
これについての詳しい解説はあえて省きます。とにかく聴いて!
ぼくはこの曲にビフォアーズ〜ブラウスDNAを感じてかなり嬉しくなってしまった。
さてどんな曲なのか。どうぞお楽しみに。

● ● ●

天気予報によると明日は今年最後の真夏日となるそう。
まったく、なんて出来過ぎているの!

それでは皆さま、明日、お待ちしています!

Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 19:38:37
« 前ページへ次ページへ »

HTML convert time: 0.089 sec. Powered by WordPress 3.1.2