2019/4/2 火曜日

Super VHS と mei ehara / 魚の恋

Super VHS と mei ehara / 魚の恋 ('19) [NEW 7inch/JPN] 1300円
Super VHS と mei ehara / 魚の恋 (’19) [NEW 7inch/JPN] 1300円
2016年に元々はネット配信オンリーでリリースされたpoor vacation主宰による新世代シンセインディー/シティポップ・ショウケースコンピ『Young Folks in Metropolis』にて発表された曲「魚の恋」がなんとなんと7インチカット!
mei eharaさんの歌声の良さを生かしまくった最高すぎる一曲だっただけにこの7インチ化はまじで嬉しい。
大貫妙子がYMOをバックに歌ってるみたいなこのシンセシティポップチューン、ジャケを飾るのはわたせせいぞうによる描き下ろし(!!)イラスト!いやーこりゃあ出来すぎでしょう。

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B面には同じメンバーで翌2017年に録音されるも未発表となっていた楽曲「バックビート」を収録。
こちらはA面以上にキラーな擬似80’sテクノAORサウンドでまじでたまりません。
80’s和モノを掘ってる海外の”YOU”なディガーの皆さんに早く発見されてほしいところです。

Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 13:35:00

2019/4/1 月曜日

ミツメ / Ghosts

ミツメ / Ghosts ('19) [NEW LP/JPN] 3000円
ミツメ / Ghosts (’19) [NEW LP/JPN] 3000円

  SIDE A
   1.ディレイ
   2.エスパー
   3.ゴーストダンス
   4.エックス
   5.ふたり
   6.セダン
  SIDE B
   1.なめらかな日々
   2.クロール
   3.タイム
   4.ターミナル
   5.モーメント

このジャケット。この曲名のシンプルな並び。
黙ったままでいたり独りで何かを見ている、けれど別にさみしいというわけではなくて。
…というような、いつものミツメの世界にフッと引き込まれる感覚がたまりません。

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針を落として聴こえてきた音に「エッ..」と小さく声が出てしまいました。
とても良い意味で予想していなかったサウンド。
温かい、というか、素直な、というか、優しい、曲たち。
去年の夏に出たシングル「セダン」を聴いたときにも感じたことだけど、今のミツメがこういう曲たちを歌ってくれるなんて思ってなかったな。
特に、ミツメと一緒に年を重ねてきたような人が聴いたらもう本当に泣けてしょうがないんじゃないだろうか。
ミツメが活動を続けてくれてるのがありがたく思えてくる、そんなアルバム。

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Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 19:23:44

2019/3/30 土曜日

ピチカート・ファイヴの初アナログ化の2作品

ついにアナログ盤になったピチカートの2作、少し遅くなりましたが当店でも取り扱い開始となりました。
ああああああ嬉し!!

ピチカート・ファイヴ / 女王陛下のピチカート・ファイヴ('89) [NEW LP/JPN] 3700円
ピチカート・ファイヴ / 女王陛下のピチカート・ファイヴ(’89) [NEW LP/JPN] 3700円
初アナログ化、という文字列ほど好きなものはない私ですが、ここ最近の白眉はこのLP以外にはありえません。
ジャケット、収録曲は少し変わりましたがまったく問題ないです。
むしろ、あの、品の無い、愛の無い、2枚組の間延びしたアナログLPにしなかった小西さんの意地に拍手したいです。

  SIDE A
   01. オードリィ・ヘプバーンの休日
   02. 新ベリッシマ
   03. 恋のテレビジョン・エイジ
   04. リップ・サーヴィス
   05. 「女王陛下のエロチカ大作戦」からの抜粋
     ~a. スパイ対スパイ
   06. ~b. スウェーデン娘
   07. ~c. 自白剤
   08. ~d. 陽動作戦
   09. トップ40

  SIDE B
   01. トップ・シークレット(最高機密)
   02. バナナの皮
   03. ホームシック・ブルース
   04. 衛星中継
   05. 女王陛下よ永遠なれ
   06. 夜をぶっとばせ

ミシェル・ルグランへの愛を爆発させたA-1、あんなに大傑作だった前作『ベリッシマ』を自らおちょくったA-2、「愛してる」という囁き声で始まる曲がこの世にあるなんて!としびれるA-3、、、とアイデアに満ちたいい曲ばかりの名盤です。CD版とは異なり、永遠の名曲「夜をぶっとばせ」で終わる構成なのがいかにも名盤のアナログLP、という感じでとてもしっくりきます。

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TECHII、VISAGE、REMEMBER、シネ・ヴィヴァン、ネオGS、SOLID RECORDS、、
アフター・テクノポップで渋谷系前夜の80年代中~後期の60’s/70’s趣味人クリエイターたちのカッコ良さをいちばん洗練された形で音盤に焼き付けているという意味でも本当に貴重な作品だと思います。

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ピチカート・ファイヴ / ラヴァーズ・ロック('90) [NEW 7inch/JPN] 1800円
ピチカート・ファイヴ / ラヴァーズ・ロック(’90) [NEW 7inch/JPN] 1800円
’90年6月リリースのソニー時代最後の作品であり、ソニー時代唯一のシングル。
当時は8cmCDシングルでリリースされましたが、今回ついに7インチ化です。
何度も書きますが嬉しいなあホント。

スウィートなレゲエが「LOVERS ROCK」と呼ばれている、という事の良さ、をそのまま音楽で表現したような最高の日本語ラヴァーズレゲエで夏の暑い日にクーラーの利いた部屋で聴くと昇天してしまうくらいに気持ちいいので今のうちにぜひとも手に入れておいてほしいです。
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Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 14:46:53

2019/3/29 金曜日

ケイティ / SUNRISE PUSSY

ケイティ / SUNRISE PUSSY ('19) [NEW CASSETTE/JPN] 1000円
ケイティ / SUNRISE PUSSY (’19) [NEW CASSETTE/JPN] 1000円
DJチーム「イエイエクルー」のケイティさんによる最高なミックステープ!
なにが最高かって、これ、銀杏BOYZの峯田くんがブログ、本などで紹介していた音源のみで構成されたミックステープなの!SURISE=朝やけ、PUSSY=ニャンニャンって事!

バズコックス「ORGASM ADDICT」で始まるA面。
ニッキー・ホプキンス「WAITING FOR THE BAND」で始まるB面。
この二部構成の感じ!

パンク、ロック、オルタナ、ソウル、レゲエ、SSW、ヒップホップ、60年代から90年代、新譜も旧譜も関係なく好きなもの全部、という、あの感じ。
2000年代でいちばん偉大な音楽リスナーであり紹介者だった峯田和伸という男への感謝と愛が詰まってるよなあ。
不遜ながらウチの店で売られるのがいちばん似あってるんじゃないの、なんて言いたくなってしまうよ。

このジャケ。ちゃんと「あの」屋上まで行って撮影されたんだって。ああ涙。
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Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 13:26:15

2019/3/25 月曜日

OCHA∞ME / 2019年のガールズカラー

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OCHA∞ME / 2019年のガールズカラー(’19) [NEW 7inch/JPN] 1400円
以前カセットテープをこのブログでもご紹介したことがあった素敵なガールズバンドOCHA∞ME初のアナログ盤がリリースされます。
2曲入りドーナツ盤7インチで、なんと「ガールズカラー」!B面はななななんと「みんなガール」!!!!
うおおおおっ….!

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この「2019年のガールズカラー」という曲。もともと「2014年のガールズカラー」というタイトルで(歌詞も違う)ex.MAHOΩのじゅんじゅんさんが作った写真集『ガールズカラー』のテーマソング?的に制作され、写真集の特典として配信された曲でした。
で、その「2014年のガールズカラー」。歌と演奏は”じゅんじゅん feat. 音楽前夜社”、つまり前年に解散してしまったMAHOΩ、の、元メンバーたちによるもの、だったわけです。

そのMAHOΩというバンド、2010年代初頭の東京のインディーシーンの最重要バンドのひとつといえる素晴らしいグループだったにもかかわらず2013年に志半ばで解散してしまいました。”バンマス”でありバンドのソングライターの一人であったスガナミさんはMAHOΩ解散当時に、まだ音源化できていない楽曲がいくつかあるのでそれを何らかの形で発表したいと思っている、というようなことを仰っていて、「2014年のガールズカラー」はその一つなんだろうなと僕は思っていました。

そして未音源化のMAHOΩの楽曲といえば、結局聴けずじまいでどんな曲だったんだろう、とずっと思っている曲がありました。柴田聡子さんが作曲を担当したという「みんなガール」という曲。
で、僕は「2014年のガールズカラー」を聴いた時になぜかピンときてしまったんです。「2014年のガールズカラー」は「みんなガール」の歌詞を変えたリメイクに違いない、と。

そこへきて今回のOCHA∞MEの7インチですよ。
僕の立てた勝手な仮説「2014年のガールズカラー」=「みんなガール」のリメイク説、
全然違ってました笑!

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この「みんなガール」、たしか歌舞伎町で開催されたDJぷりぷりさんの正誕祭みたいなイベントで初披露されたはず。当時うちの店に良く来ていた学生DJ集団「褐色の恋人」のみんながこのイベントに行くか行くまいかをツイッターで話していて、それをなんとなく眺めていたのを憶えています。結局イベントには僕も褐色のみんなも行かなかったので、「みんなガール」がどんな曲だったのか聴いた人が周りにいなくて、どんな曲だったのかな~聴きたいな~って思っているうちに突然解散しちゃった、という印象があります。

さてさて、長々と書いてしまいましたが、OCHA∞MEの歌と演奏によってようやく聴けた「みんなガール」、最高すぎました。実に7年越しで願いが叶いました。ありがとうOCHA∞ME!

まるでMAHOΩのつづきを見せてくれるみたいな素敵なバンドOCHA∞MEに今後も期待していきたいです。

Filed under: 入荷[new] — coconutsdisk kichijoji @ 20:28:47
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