シャムキャッツ / カリフラワー [analog]
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シャムキャッツ / カリフラワー (’18) [NEW 7inch/JPN] 1600円
今年の7月にリリースされたシャムキャッツ夏の新曲「カリフラワー」が待ってました、の、7インチ化です。
アナログリリースにあたってCDとは別のアートワークになりました。
パッと見、CDとはずいぶん変わってかわいい仕上がりになったように感じられますが、よく見て・考えてみると、あのCDの刹那な寂しさが滲んだ世界と実は通底している事に気づきます。
このままでいられなかった男=ふられちゃった男=悲しい目をしたモンスター、というわけ。この感じ、男にしかわからない感覚かもしれない。(余談になるけどとあるバンドの曲で「ナサケモノ」ってあるけど、あれも同じ感覚を表現していると思う!)
そんな詩情を純正ネオアコ~ギターポップサウンドに載せている、そんな曲なんですよね「カリフラワー」。
最高と言わずしてなんといいましょうか。
こんな風に、ぼくはここ数年のシャムキャッツに嬉しくさせられっぱなしなのです。
SIDE A : カリフラワー
SIDE B : カリフラワー-karaoke
カップリングは「このままがいいね」7″に続き今回も初出となるカラオケヴァージョンを収録。
とろけるような2本のギターの絡みを堪能できるのが個人的にはたまらないです。
盤面の色は白。カリフラワーだもんね。そりゃそうだ!
特筆すべきはこのレーベル面のデザイン。すごく良いですね。うすい水色インク一色刷りがほんといい。
あっさりと消えていった夏の白昼夢のような出来事を想像させるし、あとはちょっとレコードマニアっぽい話になってしまうんだけど、ぼくはこのレーベル面にSARAHレーベルを感じて嬉しくなってしまったわけ!
なんせこの曲の出来たてのデータを送ってもらって初めて聴いた時、SARAHレーベルから出てたANOTHER SUNNY DAYってバンドを連想しちゃったもんで。その連想、結構、あながち間違いでもなかったのかなーなんて。
この裏ジャケ。何が写ってるのか最初分からなかったんだけど、分かったとたん泣けましたねぼくは。最高!