真夜中のレコード
ピーター・アイヴァースを中心に、
独りで真夜中に聴きたくなるレコードをご紹介します。
  
  THE PETER PETER IVERS BAND  “TERMINAL LOVE” [LP/US]  3675円
    ブルースを出発点としながら大いにその枠をはみ出しまくっている、サイケデリック
    だけどアシッド・フォークとはちょっと違う気がしてしまう異形のSSWレコードの大傑作。
    このカン高いヘロヘロ声はちょっと中毒性があります。
  
  PETER IVERS  “S/T” [LP/US]  2940円
    ↑に続く3rdアルバム。
    独特のヘロヘロ声でグルーヴィロックったりレゲったり。
  
  PETER IVERS  “NIRVANA PETER” [LP/US]  2625円
    死後リリースされた追悼ベスト盤。
    一見ヘンなジャケだけど、彼の音楽を聴くと納得のジャケかも。
  
  SWINGRASS ’83 [LP/US]  2100円
    ピーター・アイヴァースが全編ブルース・ハープで参加(プロデュースも彼)
    したゴキゲンなセッションアルバム。
    ですが、アルバム最後にファンは見逃せないトラックが。
    なんとあの”TERMINAL LOVE”のトップを飾る名曲”ALPHA CENTAURI”を
    全く違うアレンジで再演しているんです!要チェックです。
  
  SYD BARRETT  “BARRETT” [LP/UK]  2100円
    ブルースから出発してとんでもないとこに行き着いた、という点でアイヴァース
    と共通するシド・バレット。
    圧倒的な名盤の1STに隠れがちなこの2NDですが”BABY LEMONADE”とか
    ”GIGOLO AUNT”など(どちらもバンド名に拝借されているね)のポップな楽曲
    が多くて好きです。ジャケも泣けるな。UK盤にて入荷。
  
  SYD BARRETT  “OPEL” [LP/UK]  1575円
    ’88年リリースの未発表音源集。もはや3RDアルバムとして聴いてもいいでしょう。
    タイトル曲のゆがんだ美しさは未発表音源というのを越えているよ。
    UK盤にて入荷。
  
  かまやつひろし  “ムッシュー/かまやつひろしの世界” [LP/JPN]  6800円
    ご存知我らがムッシュの1stソロアルバム。
    真夜中のスタジオのニオイがプンプンするレコード。
    同じニオイはビートルズのホワイトアルバムからも感じられます。
    僕をゾクゾクさせるニオイなんだ。
    「豚ごろしの唄」収録のオリジナル盤での入荷です。
  
  PATTY WATERS  “SINGS” [LP/EU]  1575円
    フリー・ジャズ・ヴォーカリストの’66年作。
    アシッド・フォークとして評価する人も多い、真夜中に独りで聴きたい名作。
  
  NEIL YOUNG  “HARVEST MOON” [LP/US]  3360円
    ’72年の名作”HARVEST”から20年、’92年に当時のメンツを集めて制作された
    続編的アルバム。
    美しいアコースティック・ナンバーを中心とした今作も”HARVEST”に負けない
    傑作です。
    アナログ盤はなかなか出ませんよー。お早めに!




