柴田聡子 / スロー・イン
柴田聡子 / スロー・イン (’20) [NEW 7inch×2/JPN] 3182円
むさしのエフエムの月一のコーナーでのトークを解説がわりに置いておきます。
良かったら聞いてみてください!
雑誌『2nd』の当店連載ページ「恋するカルチャー」今月は柴田聡子大特集となっています。
じっくり4ページ柴田さんの魅力を語っております。ぜひチェックしてみてください!
柴田聡子 / スロー・イン (’20) [NEW 7inch×2/JPN] 3182円
むさしのエフエムの月一のコーナーでのトークを解説がわりに置いておきます。
良かったら聞いてみてください!
雑誌『2nd』の当店連載ページ「恋するカルチャー」今月は柴田聡子大特集となっています。
じっくり4ページ柴田さんの魅力を語っております。ぜひチェックしてみてください!
ayU tokiO – SaToA / MIRABELLE (’20) [NEW LP/JPN] 2800円
延期となっておりました我らがアユトーキョーとサトアのスプリットアナログ作品『みらべる』。
ついに6/20にリリースとなります。
まずはこのジャケ。このサイケかつ寓話的なイラスト、ジルベルト・ジルやガル・コスタ辺りの60’s末のブラジルのトロピカリアのレコード、はたまた、90年代中期のエレファント6周辺のインディーサイケポップなバンドたちのアルバムをぼくは連想しましたが皆さんはどうでしょうか。
SIDE A:ayU tokiO
1.heart
2.鯨の海
3.約束
4.Song For Insane Times
A面はアユ君サイド。レーベルはCOMPLEX。
前作『遊撃手』から完成/固まってきた感のあるアユトーキョー・サウンドがここでも聴かれます。
昔から書いていますが、どういうわけかぼくにとって夕暮れの匂いがする音なんですよね。
4曲目はケヴィン・エアーズの(しかもぼくがいちばん好きな曲!)のカヴァー。
アユ君バンドでギターも弾いたりしている武末亮さんが数年前に「アユトーキョー最高でしょ、ケヴィンエアーズだよね!」なんて言っていたことをずっと覚えていたのでこの選曲はついに来たか!なんて思ってしまいました。どんぴしゃ。
SIDE A’:SaToA
1.Ooh Child
2.fruit basket
3.heart
4.smile
A’面はSaToAサイド。レーベルはkesakuuta market。
1曲目ウーチャイルドはご存知5ステアステップスのシカゴ・キッズ・ソウル名曲のカヴァー。サトアにはシカゴソウルを感じる、と思ってきたワタシにとって嬉しくなってしまう選曲!しかも5ステアステップスというよりもヴァレリー・カーターの素敵なヴァージョンの方を思い出させる出来栄えでさらにニンマリしてしまいました。
2~4は待ってました、な、とっておき新曲たち。
ぼくは特に「fruit basket」が大好き。なんていい曲なんでしょうか。。泣。
「heart」のソウルフルかつ冷たい感触もサトアらしくて最高!
* * *
今回、アユくん&サトアのご厚意でココナッツディスクでのご購入分に限り”帯付き”仕様となります。
彼ららしい謎な感覚の帯惹句がいいでしょう。ぜひともココナッツディスクで手に入れてほしいです。
* * *
6/20より店頭に並びます。
当日はアユ君セレクトによる「みらべるが深まる」レコード&CDコーナーも展開します。
ぜひ併せて見ていってください(購入もできますよ)。
たくさんのご来店をお待ちしております!
サニーデイ・サービス / いいね! [NEW LP/JPN] 3000円
ここんとこでいちばん楽しみにしていたレコードついに到着です。
サブスクもユーチューブも聴きたかったけど聴かないようにしてたんだ。MVはみたけど。
それにしても最高のジャケット、最高のアルバムタイトル。
SIDE A
1.心に雲を持つ少年
2.OH!ブルーベリー
3.ぼくらが光っていられない夜に
4.春の風
5.エントロピー・ラブ
SIDE B
1.日傘をさして
2.コンビニのコーヒー
3.センチメンタル
4.時間が止まって音楽が始まる
いやー、ギターポップというかネオアコというかスミスというか!
こんなにも青い(だけ、ではないけど、でも青い!)レコードをサニーデイが作ってくれるなんて!
最高です!
レコード、見た目も良いですが音がちゃんと良くて嬉しい。
音圧足りないLP最近多いからちょっと不安だったんですが全然大丈夫でした。
あと細かい話ですが、歌詞とクレジットがインナースリーヴになっているタイプなのもすごく嬉しい。
ペラっと紙が入ってるのより僕はこっちの方が好き。
で、そこにメンバー写真が3つ並んで載ってるんですがこれがもうサニーデイサービスだなあ、というあの配置で。懐かしくて泣けました。
初回特典として折ポスター付き。折ポスター特典、最近なんか好きなんだよなー。
折り目が付いてるポスターってなんか良いよなあ、と最近思います。
CDも入荷いたします。初回限定BOX仕様(サニーデイといえば三方背BOX、ですよね!)で、DVDがついた豪華盤!
新体制での一発目だった江ノ島でのワンマンライヴから9曲(50分)が収録されています。
ん~CDも欲しくなっちゃいますね。。。
* * *
余談なんですが、今月号の雑誌『2nd』の巻末のカルチャーページに私の連載ページというのがありまして、そこでこのサニーデイの新作についてのあれこれを話しておりますのでぜひ書店やコンビニで立ち読みしてみてください。
アナログ盤、CD共に明日の開店時から店頭に並びます。
お取り置きなどのご用命はお店までお電話かメールにて。
お待ちしております!!!
ラッキーオールドサン / 旅するギター(’19) [NEW LP/JPN] 3000円
昨年リリースの我らがラキサン3rdアルバム。の、待ってました!な、アナログLP化きましたよ!
このジャケットを見たときから、いつかLPサイズの厚紙になったこのジャケをボロボロにするまで聴きこみたい!と思ってきたけどついにその日が来ました。嬉しい。さっそく外ビニールは捨てて、今、ジャケットを直接手でベタッと掴んで、レコードを取り出して針を落とす。腫れ物に触るように扱ってたら愛着がわかないぜ。
SIDE A
1.旅するギター
2.I wanna be your boyfriend
3.夜は短し
4.とつとつ
5.愛はとこしえ
SIDE B
1.ヤッホー
2.渡り鳥と愛の薔薇
3.ワンモアチャンス
4.Rockin’ Rescue
5.Saturday Night
”人のまねをしたってかまいませんが/ジョンレノンにはなれないよ”なんて歌う一曲目「旅するギター」からもうほんといい曲ばっかりの大充実作。この歌詞、このメロディー、そしてこのジャケット!これぞぼくの考えるラッキーオールドサン。令和時代になっても「I wanna be your boyfriend」というタイトルでまた新たな名曲を作れる頼もしい才能。それがラッキーオールドサン!
ほっといてよ / ひとりにしないで / わがままが過ぎるかな
というリフレインで幕を閉じるアルバム。最高!ロックンロールってこういうことでしょう。
明日から店頭に並びます。ぜひともココナッツディスク吉祥寺店で手に入れてほしいレコードです。
ポータブル・ロック / ビギニングス (’83→’19) [NEW LP/JPN] 3500円
ついに出ましたね。間違いなく今月のアナログ化大賞です。
せっかくのアナログレコードブーム、こういう意味のあるリリースをもっともっとしてほしいものです。
JETSETさんはその点まじでわかってるなーと。大拍手。
ほぼ10年前にこんなツイートをするくらい私はこのアナログ化を待っていました。
というかまさかアナログになる日が来るとは思っていませんでしたよ。ほんと嬉しい。。
ポータブルロックの『ビギニングス』、アナログ出てたら良かったのになあ。
— ココナッツディスク吉祥寺店 (@ccnd_kichijoji) September 16, 2011
SIDE A
1.ピクニック
2.グリーン・ブックス
3.ゴーレム・ポルカ
4.天体観測
5.冬の葡萄畑
6.ミシンで縫おう
SIDE B
1.自動車レース
2.意地悪電波
3.クリケット
4.真珠海岸
5.アイドル
さてこの『ビギニングス』というアルバム。どんな作品なのか、ということについてはJETSETさんのプロモーション用テキストに完璧かつ簡潔にまとめられているのでまるごと載せてしまいましょう。
当時FILMSに在籍した中原信雄と鈴木智文が、ソロ・デビューしていた野宮真貴と結成したポータブル・ロック。今作は彼らがレコード・デビュー以前の1983年に、鈴木慶一(ムーンライダーズ)宅にある湾岸スタジオにて鈴木博文監修のもと録音されたデモ音源で、トニマンことTony Mansfieldに影響を受けたニューウェーブと、ネオアコ的トラッド・フォークのアプローチを融合。現代のベッドルームポップと相通じる宅録シンセ・ポップ・サウンドで、後にリリースされたファースト・アルバム『QT』発表時には失われていた、未成熟でオブスキュアな魅力を湛えるエヴァーグリーンな名作です。鈴木慶一と鈴木さえこ、宮田繁男(ex.オリジナル・ラブ)がゲスト参加しており、当時の¥ENレーベル周辺のカタログとしても重要な1枚。高橋修(FOX)がイラストを手掛けたジャケット・アートワークも素晴らしいです。近年はUKのプロデューサーBullionのブログで紹介されるなど、コアな海外ディガーたちからも再発見されており、和レアリックの文脈からも見逃せないアナログ化となります。
「現代のベッドルームポップと相通じる宅録シンセ・ポップ・サウンドで、後にリリースされたファースト・アルバム『QT』発表時には失われていた、未成熟でオブスキュアな魅力を湛えるエヴァーグリーンな名作です。」
ほんとそれ!!!!!ああ、なんてすばらしい音楽。
当時のジャパニーズニューウェイヴ~テクノポップ特有の妙に明るい内省を感じる歌詞。
野宮さんの”小学校の先生みたいな”(アリスン・スタットン的な!)清潔な歌声。
映画『青空娘』を連想してしまう、80’sレトロフューチャー的(伝わりますか?)なジャケット。
これだよこれ!こういう音楽が世界一好きだった高校生の頃のぼくに再会できたような気持ちでいます、今(涙)
こんなに素敵なレコードなのになんかあまり話題になっていない気もしてついブログ書きました。
こういうレコードってのはいつの間にかに市場から消えてあとで買っとけばよかったーって後悔するタイプのやつなのでこれを読んだ皆さまだけはどうか逃さずに手に入れてほしい、と心から思います。
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