ラッキーオールドサン / Caballero
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ラッキーオールドサン / Caballero [NEW CD/JPN] 1600円
1.遠くの旅人
2.夜汽車は走る
3.あくび
4.恋の予感
5.ゴーギャン
6.なんとなく
最も新作を楽しみにしているバンドのひとつ、ラッキーオールドサンの2ndミニアルバムが出ました。
まず一曲目「遠くの旅人」がもう、すばらしくて、スッ と、引き込まれます。
遠くの旅人
[audio:http://coconutsdisk.com/kichijoji/wp-content/uploads/2016/04/0420tookunotabibito.mp3|titles=遠くの旅人]
やさしいような・せつないような・かなしいような、きっとその全ての感情が含まれた歌声とメロディと楽器の音。この数10秒でもう、つかまれてしまいました。
それに続くブルース(「夜汽車は走る」)、カントリー(「あくび」)、ドゥーワップ(「恋の予感」)なナンバー3曲のすばらしさ!ルーツミュージックといえるスタイルの楽曲ばかりなのに若年寄な印象が全くなくてキラキラしてる。これってなかなかできることじゃないと思う。
そしてラスト一曲前(そう、彼らはいつだっていちばん重要な曲をラスト一個前に置く)の「ゴーギャン」を聴いて確信したのが、
ラッキーオールドサンは現代のブルーハーツだ
という事。(ああ、ついに書いてしまった…!)
人はどこへゆく/どこから来たの
誰が為に鐘は鳴るというの
ひみつの抜け道くぐっておいで/夢の中うまく走れないけれど
エブリデイ/ものがたりは続くよ
こんな歌詞を歌っても全然しらじらしく聴こえないってスゴイよ。
ナナちゃんと篠原くんはブルーハーツの頃のヒロト&マーシーと同じ気持ちで「ゴーギャン」を「ミッドナイトバス」を「坂の多い街と退屈」を歌ってる気がするんです。