ayU tokiO / 犬にしても [7″+CD]
ジャケ画像クリックで通販できます。
ayU tokiO / 犬にしても [NEW 7inch+CD] 2000円
待ちに待ったayU tokiOの新作。本当に素晴らしい!
【7inch収録曲】
Side A : 犬にしても
Side B : 僕らに愛を!
A面「犬にしても」のヴォーカルはなんとアユ君ではなくてキーボードで参加しているmaxさんである、という事に針を落として少しおどろきます。
そしてB面はアユ君とmaxさんがかつて在籍していたMAHOΩ時代の名曲のリメイク。
ここで、気づきます。「ayU tokiO」っていうのは音楽家・猪爪東風(と、maxさん)がMAHOΩという志半ばで終わってしまったバンドでやりたかったことを実現させていくプロジェクトなんだ、という事実を。
そしてこの2曲、来年の春に満を持してリリースされるというファースト・フル・アルバムからの先行カットなんですね。ちょっと本当に楽しみです。
【CD収録曲】
1.犬にしても
2.僕らに愛を!
3.官能少女
4.ORACION-祈り-
この作品、アナログ7インチとCDの2枚組仕様になっておりまして、CDの方には7インチ収録の2曲に加えて2曲のカヴァー作品が収められています。
なんとどちらも来生たかおさんのカヴァーという攻めよう。(こないだのインストアライヴの時に最近いちばん好きなのは来生たかお!って言ってたもんなぁ。。)
「官能少女」はテレビアニメ『みゆき』の挿入歌。ここで聴けるアユ君の歌声の優しいこと!じんわり泣けてきます。
「ORACION-祈り-」は斉藤由紀とのデュエットでリリースされた映画『優駿』の主題歌。どう聴いても80年代末の録音にしか聴こえないリヴァーブ感がヤバすぎます。
…まあ、とんでもなくマニアックで攻めた事をやっているんですが、でも、アユ君は別にふざけてるわけじゃないと思ってて。
80年代末のアニメソングの持つ、あの優しい感じ。もっと言うと再放送のアニメのあの幸せな夕暮れの感覚。
アユ君がayU tokiOというプロジェクトでやりたいのはあの”感じ”を今の日本でやってみる、という事なんじゃないのかなって。そんなことを思ってしまったのでした。