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THE HAIR “OUT OF OUR HAIR” [NEW CD/JPN] 2300円
発売日の前日に軽く紹介しましたが改めて。
まったくもってまさかの再発!つか、廃盤だったのがオカシイんですけれどね。
90年代初頭の日本のアンダーグラウンド・ロックの最重要作の1枚、と言い切れる
大傑作1st。中古でもホンッッッと滅多に見かけないし某オークションでも常に高値
だしで聴きたくても聴けない人は多かっただろうからこの再発は待望ですよね。
日本人によって演奏された爆音リズム・アンド・ブルーズの最良の1枚、絶対聴いてくれ。
と、言うことで今日は『OUT OF OUR HAIR』再発記念!ヘアー特集です。
THE HAIR “ウィークエンダーのポップ・コンチェルト” [NEW CD/JPN] 2800円
こちらは現在形ヘア、最新作。
聴いて驚きの超ポップ、超8ビート(!!)な、タイムスやスクワイア等を思い出さず
にはいられない”ネオ・モッズ・サウンド”なのでした。
東京モッドシーンを危険なR&Bで”横”に揺らしていた初期ヘアーを知っている人
はホントたまげずにゃいられないでしょう。でも僕はにんまりとしちゃった。
だってクロいのも好きだけどアオいのも好きなんだもん。
ポップ・ソングライターとしてのさとうさんの才気が爆発してる1枚!
※本作を吉祥寺店店頭にてお買い上げの方にはオリジナル特典としてイカす
ポスターを差し上げます(吉祥寺店の入り口に貼ってあるアレです)
(特典は数に限りがあります。終了の際はご了承ください)
PETER ACCO “MONDAY MORNING” [NEW CD-R/JPN] 525円
思えば、ヘアの最新作でのネオ・モッズ路線を予感させたのがこれでした。
プロデュース・作曲・演奏をさとうさんが担当した’06年のガーリィ・パワーポップの
隠れ傑作シングルFROMアクエリアス・レコード。
カップリングはあの<ハイスタイル>の名曲”LONDON IN THE MIST”のカヴァー!
このCD-R、ライヴ会場以外で買えるとこは少ないです。限定入荷なのでお早めに。
以上、全てジャケ画像クリックでオンラインストアへ飛べて、そちらで通販出来ます。
さて、こっからは全てユーズドアイテム。
THE HAIR “OUT OF OUR HAIR” [CD/JPN] 4200円
再発盤ではジャケが変わってしまったので思わずでっかく載せてしまいました。
これがオリジナル盤『アウト・オフ・アワ・ヘアー』。
大音量で聴かなければそのサウンドの隅々まで聴く事が出来ない団子状ミックス、
昭和41年的空気に溢れたインチキでファニィなライナーノーツなどの90年代初頭の
空気を追体験したい方は是非どうぞ。
でも僕は新しいジャケットデザインもキライじゃないよ。(あの白枠がイイよね)
V.A.“TOPPING UP” [CD/JPN] 2625円
名作オムニバスEP”Why Don’t You Get Smart?”収録の初期ヘアーの超名曲
”Gimme Gimme Gimme Some Good Good Lovin'”が聴けるありがたいCD。
この曲に衝撃を受けた人はホント多いはず。かくいう僕もその一人。
このマジなんだかフザケてんだかわかんない感じが単なる高校生だった僕には
それまで味わったことの無い味で。その味がクールって事なんだと知るのはずっと
後のことでした。
また、今回の再発『OUT OF』には未収録の『sings MAXIMUM R&B』からの1曲
”Scrach My Bag”も収録されてます。他にも先述のハイスタイルの名曲”London
In The Mist”やバイク、I-スパイ、スタンダーズ等の80’s東京モッドシーンが生んだ
貴重な曲の数々が聴けます。現在廃盤中。ご購入はお早めに。
V.A.“CAFE AU GO GO” [CD/JPN] 2625円
V.A.“LOVIN’ CIRCLE” [CD/JPN] 1050円
ヘアー収録の90年代初頭のモッズ系コンピ2種。
『カフェ・オ・ゴーゴー』はさとうさん監修のある種”ヘアー・チルドレン”とも
言える90’s初頭のR&B、ソウル系MODバンドのコンピレーション。
『ラヴィン・サークル』はラディエイトレコーズオーナーの黒田マナブさんの
新レーベル”Lovin’ Circle”第1弾コンピ。(表ジャケは真っ白なので裏ジャケ
を載せてあります)ヘアーはフレンチ・ガールの囁きで始まる”Roadrunner”
のイカすカヴァーで参加。他、打ち込み+ロリータヴォイスという形態の
ハイスタイル(この曲、すごく好きでした)やガールズスカ・バンドのドロップス
元メイベルズの吉田カズマロ氏のソロユニットkissin’ mostly、日本初のネオア
コ・バンドとして有名なデボネアなどなどモッド本来の多様性を感じさせる内容
になっています。以前紹介した『INNOCENTS & PEPPERMINTS』の続編、とい
う趣もありますね。
THE HAIR “ELECTRIC CHURCH” [CD/JPN] 2100円
ヴォーカルのルイ脱退後、初の作品となる92年リリースの2nd。
92年の日本人がやってるとなんて全然信じられない音の”鳴り”が素晴らしい。
ヴェルヴェット・アンダグラウンドの2ndと続けて聴いてもなんの違和感も無い。
日本語が聴こえてくるのに、だよ?こんなレコードそう有るもんじゃない。
THE HAIR “GOLDEN DELUXE” [CD/JPN] 1470円
93年リリースの6曲入りミニ・アルバム。
基本的には前作『エレクトリック・チャーチ』の延長線上にある作品だけど
昭和40’sなコンパクト盤を模したジャケやシゲキ的な日本語詞など(ヴォーカル
のミックスもいつになくでかい)”和モノ”感覚がチラホラと。
「あの娘に愛なんてなければいい」はじめ、さとうさんにしか作れないであろう
ウルトラ・スノッティな日本語フリークビートが満載の名盤。
THE HAIR “LIVE ACTION FETISH !!” [CD/JPN] 5250円
大阪のFABなレコードショップ<ジェリィビーン>がリリースしたライヴ・アルバム。
92~93年モッド・バンドとしてのヘアーを堪能できる貴重な作品です。
『OUT OF OUR HAIR』と並んで中古市場ではめったに見かけない1枚。
THE HAIR “POP RUBBISH” [CD/JPN] 1260円
タンバリンとシタールの音色で始まる94年の本作では前作で見せた”和モノ”感覚
もより表面化。”Can You Hear Me?”のカヴァーもボルテイジや和田アキ子のようだ。
全体に香るサイケポップの香りも新鮮で、さとうさん自らヴォーカルをとるラストトラック
”ホリデイ”は日本語サイケポップの超名曲。ほんと良い曲。
一晩中騒いだら/日曜日/朝が来る/どれくらい/繰り返せば僕はたどり着くの
あと、内ジャケに載ってるさとうさんの詩「LOVEのゆくえ」も大好きでした。
’95年以降のヘアについてはまたいずれ。
過去の関連特集→東京モッズ特集
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