Cymbals / RESPECTS
![Cymbals / RESPECTS ('00) [NEW 10inchLP/JPN] 2500円](http://coconutsdisk.com/kichijoji/wp-content/uploads/2019/09/0925cymbals1-500x500.jpg)
Cymbals / RESPECTS (’00) [NEW 10inchLP/JPN] 2500円
まさかこのアルバムがアナログ化されるとは。
ぼくにとってのシンバルズはこのミニアルバム、と言い切ってしまいたいくらいに好きなアルバムだったのでほんと嬉しい!
ミニアルバムがアナログになるなら10インチで、の正しい掟を守った10インチ仕様。しかも45回転なのが最高。

 SIDE A
  1.I’m a Believer(ver.2.0)
  2.Little Billy
  3.STUPID GIRL
 SIDE B
  1.(What’s So Funny ’Bout)PEACE,LOVE AND UNDERSTANDING
  2.Situation Vacant
  3.IT’S NOT EASY
  4.THE KIDS ARE ALRIGHT
7曲中6曲がカヴァー。しかもそのうち5曲がブリティッシュロック/ブリティッシュビートのカヴァー。
(おそらくB-3はこの流れだったらストーンズのカヴァーかなと思わせておいて違う、というギャグ、だったはず。違うかなあ)
とまあ、それくらいに「偏った」選曲なんですよね。
ぼくにとってのシンバルズはこのアルバムと先程書きましたが、まさにここにぼくの考えるシンバルズの存在意義があります。
渋谷系~アフター渋谷系のバンドでここまでブリティッシュビート好きなバンドって無いでしょう。
土岐さんの麗しい”渋谷系ヴォイス”でストーンズの「STUPID GIRL」を歌わせる、という行為に彼らの結成時のコンセプトだったという「可愛くてイジワルなバンド。ただしパンク」をいちばん感じてしまうし、さらに言うとこんなにブリティッシュビートの隠れ名曲ばかり選んでカヴァーしてるアルバムをつくるというところにもそれを強く感じたし、リリース時にワタシはひとりそんな風に彼らからの裏のメッセージを勝手に感じ取って震えていたのでした。





