2024/11/30 土曜日
2024/11/23 土曜日
11/23
2024/11/17 日曜日
スカート / SONGS
スカート / SONGS (’22) [NEW LP/JPN] 4400円
我らがスカートのメジャー4作目にして最新アルバムがようやっとアナログLPとしてお目見えです。
もう出ないのかな、なんて思ったりしましたけど、やっぱり作ってくれました。嬉しい。
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Side-A
1. 十月(いちおう捨てるけどとっておく)
2. 駆ける
3. ODDTAXI feat. PUNPEE
4. 粗悪な月あかり
5. この夜に向け
6. 標識の影・鉄塔の影
Side-B
7. 架空の帰り道
8. Aを弾け
9. 私が夢からさめたら
10. 背を撃つ風
11. しるしをたどる
12. 窓辺にて
13. 海岸線再訪
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改めてレコードで聴くとほんと良いアルバムだなと実感します。タイトルに負けてない、良い曲・良い曲・また良い曲、の連続。みちみちに充実がつまった小品の名曲、といった趣の1曲目「十月(いちおう捨てるけどとっておく)」を聴いてると、つねづね澤部くんが「ゾンビーズのオデッセイ&オラクルみたいな音楽がつくりたい」って言ってたことを思い出します。この曲にぼくはその想いを感じてしまいます。箱庭的、って今はあまり良い意味に使われなくなってしまったけど、このSONGSというアルバムは現代版箱庭ポップの傑作という側面もあるんじゃないだろうか。ジャケットを含めて、そう思う(ここでぼくが言ってる箱庭とみんなが思う箱庭には齟齬があるかもしれないと思いつつ、書いておきたかった)。そんな小品の名曲のあとにアルバムの核となる重要曲がA面2曲目でドンと出てくる。これは、これこそが、ぼくが好きで何枚も聴いてきた素敵なロックのレコードの在り方なんです。
2024/11/16 土曜日
2024/10/26 土曜日
10/26
学生っぽい、なんてぼくらには誉め言葉。ブルースを、スペクターを、C&Wを、チャック・ベリィを、ファン気質まる出しで演奏したスプーンフルの新鮮な音楽衝動。これがなければどんなに売れるレコードだってニセモノでしかない。 __小西康陽さんがラヴィン・スプーンフルについて書いたこの文章は音楽について書かれたあらゆるもの中で最も好きなものです。何度読み返してもワクワクして、勇気が出る。音楽だけじゃない、何をする時にでもこの言葉は心にあるんだ。政治家を選ぶときにだって。
それでは今日も夜9時までお付き合いください。