2011/11/21 月曜日

月曜ブログ

Filed under: CLASSIC,JAPANESE,ぶらり池袋 — coconutsdisk @ 17:09:08

こんばんは。月曜ブログです!
今回はほとんど私事ですので、はじめにご了承ください! !

先週末に、日本の作曲家 武満徹さんの没後15年追悼公演に行ってきました。
“武満徹を語る15の証言”の著者でもお馴染みの 大原哲夫さんの企画・構成でした。

“さまざまな音の世界”というだけあって、ちょっと玄人寄りな選曲で、
テープ音楽なども聴けました。くらーいコンサートホールで150人(くらい?)で聴くのも変な感じで 笑。
ほかにも、”すべては薄明のなかで”や、”ヴォイス”なども聴けて大満足でした。

なかでも注目は”音の四季”。コンサートホールでは初演だったみたいです。
(1955年のラジオ番組のために作られた曲で、それきり公では流されていないとのこと。)
武満さんは”秋”をテーマに作られたようで、環境音を使った音のドキュメンタリー(コンクレート作品)といった感じでした。
で、この曲 どうやら吉田直哉というNHKの名プロデューサーに依頼されて作曲されたとのことだったのですが…

吉田直哉さん…どこかで見覚えのあるお名前だなぁ…と、思って2秒後くらいに思い出しました。
著書持ってます! それも線引いて読むくらい熱中した本でした。

それがこちら。(本の紹介)

吉田直哉 – 矢萩喜従郎 / 森羅映像 [Not For Sale]*私物っす

60~80年代までのNHKドキュメンタリー~大河ドラマetcを手がけた世紀の演出家/ディレクター、
NHK退社後は、武蔵野美術大学 映像学科の初代教授も勤めてたお方です。
これは、文藝春秋出版の雑誌「マルコポーロ」に寄せられたエッセイをまとめた一冊。
映像製作現場の一瞬、一挙一動にある問題を、誰にでも分かりやすい文章で書かれています。


↑はジョン・ケージ “五つのオーケストラのための30の小品” 日本初演時の感想。


↑は映像と音楽の不幸な親和性について、武満さんの曲を交えて書かれています。

机上の空論でもなく、個人的な愚痴などということも毛頭なく、
現場に即した文章は今読んでも刺激的だし、映像を志す方にもぜひ読んでもらいたい名著です。

というわけで(長い! !)、今日はサントラ系CD紹介させてください。


森の木児童合唱団 / きかせてあげたい NHKみんなのうた [USED CD] 2,100yen
90年発売! ジャケットの絵もいいですね!
水森亜土”いたずラッコ”、 斉藤由貴 “ポケットの中で”、
大貫妙子の”コロは屋根のうえ”、”メトロポリタン美術館”などなど。
良い曲いっぱい! 児童合唱団が歌っています! 懐メロー!


V.A. / 涙、ナミダのレトロヒーロー大集合! [USED CD] 1,470yen
これはすごい! 昭和のヒーローもの主題歌コンピ!
[SF & 特撮ヒーロー編]と[根性&コミカルヒーロー編]!
鉄腕アトム~あしたのジョーまで! ファンはマスト! ’88年 MONO録音も多数。


V.A. / SPFX FLIM COLLECTION [USED CD] 2,100yen
特撮の祖”ゴジラ” の宣伝時音声、海外版 etc…カルト的内容!
対戦した各怪獣それぞれあります! 2CD、全45曲!
ナレーションの声もいいですね~! 台詞もたっぷり!
作曲には伊福部昭を中心に、佐藤勝、すぎやまこういち などなど歴代揃っています!

今日紹介したようなものも買取いたしますので、
店頭にお持ちくださいませ!

*先週月曜ブログで紹介したレコードをウェブストアにアップしました。
ウェブストア 新入荷←こちらから

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