今週の1枚
ヴィジェイ・アイヤーによる、2010年にリリースされたピアノ・ソロ作。
この人トリオだと『冷たさのある硬質な音1本!』な人なんだけど、ソロだと存分にひとりを満喫しているのか、
様々な音にチャレンジしてて良い。 本当はすご~く柔軟性のある人なんだよね。
冷たさみたいなのはどこかに残ってるけど、本作ではそれらも特にうまく生かせてる。
M.ジャクソンの曲からモンクまで、彼がリスペクトしてやまない名曲も多く演奏。
先週リリースされたばかりの新作『Accelerando』もめちゃめちゃクールです。
こちらはトリオでカナリ攻撃的な音ですが、やはりそれこそが彼の大きな本質。
mouse on the keysあたりが好きな方必聴です。
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