2011/12/31 土曜日

◆大晦日スペシャル企画!!!◆COCONUTS DISK池袋店スタッフの                         2011年を振り返る特集!!!「2011年、ベスト5!」

Filed under: ぶらり池袋 — coconutsdisk @ 15:12:50

みなさま、今年も色々とお世話になりました!

2011年はいろんなことがありすぎました。
悲しくてやりきれない事も沢山ありました。。。

ですが今年一年もまたココナッツディスク、レコード店スタッフとして
音楽に携われたこと、働けたことがとてもうれしくて幸せでした。
レコードが好きで音楽が好きでココナッツが好き!と心底思った1年でした。

そんな2011年を池袋店スタッフ一同で、振り返ってみようと思います!

そんなわけで大晦日の今日は池袋店スペシャル企画!

COCONUTS DISK 池袋店スタッフの2011年を振り返る特集「2011年、ベスト5!」です!

2011年によく聴いた音楽からその他もろもろまで一人5枚づつチョイスしてみました!

どうかごゆっくりとくつろぎながらみかんでも食べながらコーラでも飲みながらお楽しみ下さい。

では、さっそくいってみます!


中川a.k.a.ヅャスコ

まずは、僕から。
水、金曜日にブログを更新している中川です、僕の2011年ベスト5!
来年の目標は今年と同じ『ダイエットとステキな彼女を作ること』です。
来年、年男(辰年)なんで一発目は僕からいかせていただきます!!!
年間ベストありすぎて選んだら20枚くらいになっちゃったんですが…
色々考えて、なるべくブログとかで紹介してないもので
思い入れのある5枚選びました。選ぶのってなかなか大変ですね。


Chet Baker / Almost blue [12inch]
一枚目はこちら!今年はチェット・ベイカーのレコードをたくさん買いました!
でこれはそんな中でも僕の特にお気に入りの一枚です。
チェット・ベイカーの晩年を追ったドキュメンタリー映画
『let’s get lost』のプロモ用に配布された12インチ。
ちょうど、『let’s get lost』を観た次の日で
頭ん中がチェット・ベイカーのことばかりになってたときに
代々木店で働いていてこれがたまたま入ってきて。
なにか運命的なものを感じてしまい、お願いして譲っていただきました。
映画のワンシーンで歌われるコステロ”Almost Blue”のカバー。
晩年のチェットを象徴する名曲の中の一曲です。
絞り出すように歌うチェットの渋い歌声が沁みます。


Radka Toneff / Fairytales [LP]
一瞬で空気を変えちゃうレコードの一枚。
スティーヴ・ドブロゴスのピアノの音色とラドカ・トネフの無邪気にゆらぐ妖精のような歌声。
儚くて美しい静謐な北欧ジャズヴォーカルの名盤です。何回聴いても素晴らしいです。
はじめCDで聴いてたけどこれは絶対アナログで聴かなきゃいかんと思って
今年初めて海外からお取寄せしてやっとの思いで手に入れました。
あの震災以降、心がザワザワしてたときによく聴いててとても癒されました。


倉地久美夫 / 庭にお願い [CD]
ドキュメンタリー映画が好きで、音楽ももちろん好きなのでやはりミュージシャン
のやつが特に好きなのですが今年観た中でも断トツすごかったのがこちらでした。
池袋のロサで。倉地さんがライブするってことで楽しみにしてた上映最終日。
それが奇しくもあの震災があった日で中止となってしまったのでした。
その後、念願だった再上映の際には無事観に行くことができました。
福岡の異能SSW・倉地久美夫のドキュメンタリー映画『庭にお願い』
映画観に行った日から未だに脳ミソにこびりついて離れません。。。
倉地さんの音楽ってうまく言葉にできないんですが、とにかく圧倒されて涙が溢れました。
特に倉地、菊池、外山のトリオでのライブ映像はほんとに素晴らしかった!凄かった。
その模様はこちらのサントラ盤にも収められております。
近々、ライブへ行きます。すごく楽しみです。是非みなさんにも映画観て音楽を聴いてほしいです!


Mick Turner / Moth [CD]
サーストン・ムーアをして「世界最高のライヴ・バンド」と言わしめた
オーストラリアの孤高インスト・バンド、ダーティー・スリーのギタリスト
Mick TurnerのDrag Cityからのソロアルバム3作目。
ほぼギター・ソロ作品なのですが、なんなんだろうこの深みは。
やわらかくて淡くて繊細でずぶずぶと胸に染みわたる。
まるでアキ・カウリスマキ 敗者三部作のように彼のギターの
音色はどこまでもやさしくてせつなくて素敵なのです。


Jonathan Richman / Rockin’ and Romance [LP]
今年のレコード納めとなった一枚はジョナサンでした。
本当についこの間、手に入れたばっかりなんで2011年ベストっていうのもなんなんですが
兄の買い物に付き合った帰りにちょっとレコード屋寄ってもらって
(兄はまったくレコードに興味ないです。)色々物色してたらあった!
ヒロトがジョナサンのトリオ盤帯付をGETした時と同じ「ROCK J」のとこに!欲しかったやつ!
しかし手にとって値札を見るとちょっとお高い。で財布を覗いたらあとちょっと足りない。
あーーーとその場に立ち尽くしてたところ。兄が誕生日。っつってパッとレジに持ってって買ってくれました!
うれしかったです、誕生日まだだけど…最高の誕生日プレゼント、ありがとう!
で家帰って早々にレコード針落として聴いたらやっぱ最高でした。それにしてもなんて素敵なタイトルなんだろう。


T.Namiki

続いては、日曜ブログを更新している、池袋店で一番若いスタッフ!並木くん!
来年の目標は『思い立ったら即、行動』だそうです!では並木くんよろしく!


SLINT / SPIDERLAND [CD]
『2011年ベスト5』ということで今回5作品ほどアップさせていただいているのですが、
のっけから20年前の作品をアップしていいものだろうか・・・しかも、説明不要な大名盤を・・・
と悩んだのですが、本当に今年よく聴いたし、今の若い人たちにも知ってほしいという願いもあるので、
素直に本作や↓のジョン・フェイヒ-などもチョイスいたしました。

音響、ポストロックと呼ばれるジャンルの先駆けとも言えるバンド、スリント。
混沌とした不穏な空気、突き刺さるような乾いたようなギター、そして絶叫。
90’sオルタナティブでしか生まれることのできなかった輝かしい名作です。
聴くときは結構気合入れて聴きましょう。爆音で、部屋真っ暗にして。


JOHN FAHEY / REQUIA & OTHER COMPOSITIONS FOR GUITAR SOLO [CD]
個人的道楽でギターを弾いているのですが、今年最も参考にしたギタリストのはこのお方。

彼はひとり。五月蝿いバンドサウンドは無し。ソウルフルなボーカルも無し。相棒はアコギただ1本。
たったそれだけで、無限の音世界を作り出す。バックボーンとしてデカイ存在のブルースやカントリーを
全て吸収してサイケデリックな自分なりの音楽にしている彼を見て、真似ようとした人が何人いることでしょうか。
アコギのみならず、実験的曲もあり。アルバムとして大好きな作品です。


bloodthirsy butchers / kocorono [DVD]
bloodthirsty bucthersの去年の『無題ツアー』の時期を中心に作られたドキュメンタリー映画。

『音楽』『バンド』というものに対する自分の考えを、もう一度問いただすきっかけとなった作品。
バンドをやるということは、決して夢物語ではなく、楽しいことばかりではない。
むしろ辛いことの方が多いのかもしれない。度々仲違いや意見相違は起こるし、蟠りも溜まる一方。
自分たちが納得するものを作ることが、これだけ大変なことなのかという苦悩。
しかしそれでも音楽が好きだから続けている。作りたいものがあるから続けている。
そんなブッチャーズは最高にカッコイイです。ベースの射守矢さんがかなり良い事言ってくれます。必見。


埋火 / ジオラマ [CD]
近年では数少ない個人的『これからを楽しみにさせる』バンドのひとつ。

2011年最新作。セカンド・アルバムとなる本作は、
前作よりも更にやりたいことをしっかりやっているような、そんな印象を受けました。
音も透明感あるソフトな音~荒々しいノイジーでソリッドな音までメリハリがはっきりしてるのは、
エンジニアの中村宗一郎さんの力もかなり大きいのではないでしょうか。
本作のレコ発も観たのですが、この作品がいかにライヴでも映えるかを実感させた素晴らしい演奏でした。
次作が出る頃には、東京でワンマン観たいよ!埋火!


山本精一 / ラプソディア [CD]
2011年ベストといったらやっぱりコレ。山本精一さんの歌もの最新作。

数年前、僕は当時メルツバウや阿部薫など、いわゆる『アヴァンギャルド』『アンダーグラウンド』
などと呼ばれるオルタナティブな音楽にどっぷりとハマっていました。
そんなとき、たまたま図書館で借りたのが山本さん率いる羅針盤の『ソングライン』というアルバム。
当時は山本さん=ノイズという勝手なイメージを持ってしまっていて、
羅針盤もまたそういった系統の音楽だと思っていました。 しかし、再生ボタンを押せばあらビックリ。
ブワッッと広がる嘘偽りの無いポップ・ミュージック! これが僕を本当の意味で音楽狂いにさせたきっかけです。

以来、山本さんの動向を日々チェックするようになるのですが、羅針盤は既に解散していました。
それだけに、去年からまた歌もの作品を出すようになっていただけたのは、
僕にとって本当に嬉しいことだったんですね。

本作は、今年一番聴いた作品かと思われます。
羅針盤とも違う、去年出た『PLAYGROUND』とも違う、新しい音の質感がたまりません。
奇を衒った『ひねくれポップ』などではなく、あくまで自然な、それでいて奇妙という、
言葉では説明しようのない異世界を作っていまうところはさすが山本さん。
最も尊敬しているクリエイターのひとりです。はい。
本作についての詳しいことはインディーズ・イシューで山本さんが分かりやすく解説してくださっているので、
『ラプソディア』ご購入の際には、是非こちらもセットでどうぞ!


ワンダボ

さて、今年のおおとりを飾るのは、この男!
月曜ブログを担当している、ワンダボくん!!!
来年の目標は『ぺろぺろしない。』だそうです。
では、ワンダボくん!よろしくお願いします!

ワンダボです。
2011年ですぐに思い出せるものを取り上げてみました。


高橋悠治 / 夜の時間 [CD]
今年はこの曲を生演奏で二度聞きました。
一度目は10/22にスタジオイワトで行われたカフカノート発売トークのとき。
二度目は、三軒茶屋のサロン・テッセラでした。

鉄筋コンクリートの小部屋に50席ほど並べて行われた水道橋 “スタジオイワト” のトークショー。
トークの前後に1,2曲やった中でこの曲を聴きました。
曇天の会場の空気とともに、とても印象に残っています。
(たしかこの日は波多野さんが日本語訳で歌っていて、詞の意味もずっしりきました。)

三軒茶屋では、バルトークやクリストファー・ホッブスなんかをやった後に、
アンコールでこの “夜の時間”をやったのですが、こちらの演奏はとても文学的に聴こえました。
この日の選曲や、冊子の解説文、あるいは音響のせいかもしれないし、
波多野さんがドイツ語で歌われていたからかもしれません。
どちらの演奏も印象的で、とにかく2011年で一番じっくり聴いた一曲です。


高橋悠治 / 家具連句 [初演時のプログラム]
悠二さん曰く、
“家具は持ち運べない楽器 ピアノ、
連句は前の一句に付けながら、次に別の文脈に転換する集団ゲーム。”

とのことで、俳句のルール内での連想ゲーム…と、いうと安直ですね…苦笑
僕は三軒茶屋で初演を聴く事ができたのですが、
連句というものを知らなかったのでとても不思議な曲に聴こえました。

突然とはじまって、唐突に終わったというのが印象です。
自分の知らない規則性をもった遊びをみているような感覚で、
即興性があって、とてもおもしろい曲です。
この曲もできたらCD化してほしいですねー。(楽譜はダウンロード可)

中身はこんな感じ…

つぎに紹介する季刊誌アルテスに、
この曲の手法が悠治さんの言葉で少しだけ語られています。


季刊 アルテス [雑誌]
第一回を【3.11と音楽】というテーマで創刊された季刊誌。
坂本龍一さんの震災後の制作に関するインタビューや、
高橋悠治さんの音楽に対する考え方を読むことができます。
武満徹の電子音楽 というテーマで書いてある川崎弘ニさんの文章も必読ですね。


武満徹 / すべては薄明のなかで [CD]
これもコンサートでみたのですが、やっぱりすごく良かったです。
上記のアルテスで坂本龍一さんも話していますが、
武満徹の音楽は100年後にも残っていると僕は思いますね。
画像は名ギタリスト David Tanenbaumの一枚で、TippettやReichも収録。


話の特集 (昭和43年5月1日発行) [雑誌]
武満徹×安井かずみ×加賀まりこ のホステス対談がイケてます。
メロディメイカー、トレンドセッター、話を転がすのが巧い男 etc.
いろんな側面をもった武満徹がいます。
2011年でもっとも感動した買い物。

ながーく、なりましたが最後まで読んでいただきましてどうもありがとうございました!
なにか気になるタイトルはありましたか?楽しんで読んでいただけたら幸いです。

今年1年間、ブログを読んでいただき、ココナッツディスクを愛してくれて
本当にありがとうございました!!!

2012年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年をお迎え下さい。

池袋店スタッフ一同

2011/12/28 水曜日

CD新入荷から~メロディ・オブ・ジャパン特集。

Filed under: JAPANESE,おしらせ,ぶらり池袋 — coconutsdisk @ 17:37:03

こんばんは。
早いもので今年も残り僅か。
クリスマスも終わってもうすぐ大晦日&お正月ですね。
正月になると急に和物。日本の音楽が聴きたくなります。。。よね。

年末の最後に紹介したい日本の良質な音楽CDたくさん入荷しました!

そんなわけで今日はメロディ・オブ・ジャパン特集!


V.A. / オ人形ダイナ~戦前童謡・ジャズとタップ~[USED CD]2625yen
今年はオトナの事情でたぶんココナッツでいちばんSP盤に触れていたのですが、、、ハマっちゃいましたSP。
でなんかいい感じのSP盤コンピとかないかなーっていろいろ探してたときにたまたま手にした一枚。
ジャズが流行り始めた昭和初期の軽やかにタップを踊りジャズを唄う、戦前童謡ジャズ音源集。
ここに収録されているキッズエンターティナーたちは10才そこら
(10才未満もいるみたいです!)なんですがとにかく歌がうまい!そしてタップも。
SP盤マニアにはたまらない絵本みたいなブックレットも素敵です!!!!是非。


豊年斎梅坊主 / 幻の庶民芸[USED CD]2625yen
廃盤。中村とうよう選曲!
日本の元祖ラッパー。
豊年斎梅坊主の大道芸音源をあつめた貴重(宝)音源集!
阿呆陀羅経の真髄「出鱈目」では完全にラップしてます(笑)
100年以上も前の日本人がすでにラップしてたなんて!!!


泊 / 唄声の港[USED CD]1890yen
戦前歌謡まんまの歌を戦前歌謡まんまの歌声で聴かせる、
異色歌謡ユニット、泊。第一回制作アルバム!
懐かしくも新しい哀愁モノラル・ラジオ的歌謡集!いい感じです。


渡辺はま子 / 渡辺はま子のすべて[USED CD]1050yen
大好きな二階堂和美さんはじめいろんな人がカバー
しているエキゾ歌謡”蘇州夜曲”ももちろん収録の
おはまさんの名曲集。


安東ウメ子 / ウポポ サンケ[USED CD]1890yen
アイヌの音楽家でムックリ(口琴)とウポポ(歌)の名手でもあった
安東ウメ子さんの極上チルアウト・グルーヴ大名盤!!!!!!!
気持よすぎて気づいたら一日中ずーっと聴いてられちゃう。気持ち良いけどキケン、、、な一枚。
中毒度高ッ!まるでアブナイクスリみたいだなー。ぜひあなたも!一度聴いたら。。。


高橋竹山 / 津軽三味線[USED CD]1050yen
津軽三味線界のジミヘンドリックス!
…っていうと少し語弊がありますが、
超絶&神業な三味線捌きはまさにロック!!!
最初から最後まで圧巻です。凄い!!!


登川誠仁 / スピリチュアル ユニティ[USED CD]1050yen
沖縄音楽界のドン、登川誠仁さんの傑作!JKTからもにじみででますね。
ソウル・フラワー・ユニオン中川敬さんプロディースで割りと聴きやすくてオススメですよ!


大工哲弘 / ジンターナショナル[USED CD]1680yen
沖縄古典民謡八重山民謡の歌い手、大工哲弘の傑作。
たま、向島ゆり子さんなどなど豪華サポート陣参加!
高田渡さんでもおなじみの”生活の柄”が本当に素晴らしいです。


東京キューバン・ボーイズ / メロディ・オブ・ジャパン[USED CD]2100yen
廃盤。レア!
リズムの天才、見砂直照の和製メロディへのこだわりが生んだ
ジャパニーズ民謡ラテンカバー集!!!民謡とラテンの絶妙なコ
ンビネーション!全曲最高!!踊れます!!!

本日紹介したCDのほかにも良質CD~廃盤CDなどたくさん入荷中ですyo!
また池袋店では高価買取してますのでぜひ当店へお売りくださいませ!

なかがわ

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